佐賀県は、 若者目線から「肥前やきもの圏」の陶磁器文化の魅力を発信する「わかものやきものプロジェクト」の一環として、 やきものが名産の唐津、伊万里、武雄、嬉野、有田の5市町によるカジュアルブランド「HIZEN5（ヒゼンファイブ）」を立ち上げ活動している。
平成30年総務省家計調査（二人以上の世帯）で、佐賀市が1世帯あたりの文具の購入額が全国1位になったことを受け、アクセサリー、ファブリックに続く第3弾のプロジェクト“文具製作”を実施。“いい文具の日”である2019年11月29日に新プロダクトを発表した。

新プロダクトは、「唐津×アイデアスイッチ 」（3商品）、「伊万里×Linde CARTONNAGE 」（2商品）、「武雄×PLASE. STORE」（1商品）、「嬉野×六本松 蔦屋書店 」（1商品）、「有田×TOHJI 」（1商品）の全8商品。
福岡の人気文具店の知見や感性と肥前地域をよく知る地域プロデューサーの見解を掛け合わせ、 2019年7月のキックオフミーティングから短い期間で議論を重ね製作された、こだわりのやきもの文具たちとなっている。

福岡市中央区にある六本松 蔦屋書店や各産地とタッグを組んだ文具店5店舗で取り扱うほか、2019年12月12日～15日開催の「文具女子博2019」でも販売する。



「唐津×アイデアスイッチ 」は、「カラツイロ」（税抜1,900円）、カラツペン（同6,800円）、カラツカミ（同550円 ※5枚セット）の3種を展開。
カラツイロは、焼き上がりの釉薬の色合いの変化をインクで表現したもの。カラツペンは、柄部分に唐津焼を使用したガラスペン、カラツカミは唐津の土で色を染めた名刺サイズのメッセージカード。
各商品には商品のストーリーが記されたペーパーが同梱されている。



「伊万里×Linde CARTONNAGE 」は「IMARI PEN」（税抜8,500円／9,500円）、 ペンレスト（同1,500円）を製作。 ガラスペンを日本で初めて（※佐賀県調べ）完全磁器製で作った。磁器製のペン先でありながら、 インクの吸い上げや安定した書き味にもこだわった一品で柄の太さや長さも女性ユーザーを意識した設計になっている。



「武雄×PLASE. STORE」は、「武雄PENSTAND TAKE/O」（税抜1,800～5,800円）を製作。 一筆挿しやペーパーウエイトに使える武雄焼の陶器製ペン立て。
１つ１つが手作りのため若干生じる個体差も味があり、質実剛健な本物感と上質感があるのが特徴。全18種類のパターンがあるので、集める楽しみや選ぶ楽しみがある。



「嬉野×六本松 蔦屋書店」は、「肥前吉田焼 デスクオーガナイザー」（税抜1,400～1.600円）を製作。ペンスタンド、 フラワーベース、 デスクフレグランス、 クリップホルダーの4種があり、 並べたり重ねたり、 配置は自由にアレンジ可能。好きな色、 好きな形の組み合わせを楽しめる。



「有田×TOHJI 」は、マスキングテープカッター「モレンマ」（税抜6,000円）を製作。すべて焼物のみで製作し、シンプルなデザインのためお気に入りのマスキングテープを収納できる。両側にカッターがあり、どちらの面からでもカット可能◎

【販売情報】

＜店舗販売＞
※取り扱い製品は店舗ごとに異なる
■佐賀県
・JONAI SQUARE （佐賀県佐賀市）
・caffe Luna （佐賀県唐津市）
・LIB COFFEE IMARI （佐賀県伊万里市）
・陽光美術館 （佐賀県武雄市）
・224 shop＋saryo （佐賀県嬉野市）
・楠-Kusunoki- （佐賀県西松浦郡有田町）

■福岡県
・アイデアスイッチ（福岡県福岡市東区）
・Linde CARTONNAGE （福岡県福岡市中央区）
・PLASE. STORE （福岡市南区）
・六本松 蔦屋書店 （福岡県福岡市中央区） ※2019年11月29日～12月19日のみ全商品を販売
・TOHJI （福岡県福岡市中央区）

＜オンライン＞
・Life Select