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【新製品】北イタリア発 大人のためのノートブランド「カステリミラノ」が初上陸
ダイヤモンドは、イタリアのノートブランド・カステリミラノの日本総代理店としてこの夏から販売を開始した。ラインアップは、ミディアムサイズ(13x21cm、240ページ、税抜2,300円)とポケットサイズ(9x14cm、192ページ、同1,650円)。
2サイズを展開
カステリミラノのノートの特徴は、何よりもそのデザインの豊富さにあるという。
箔押しが豪華な「コッパー&ゴールド」、小口(側面)にもカラフルなプリントを施した「エデン」、和のテイストを取り入れた「シボリ」、シンプルでカラーバリエーション豊富な「アクア」など、表紙のデザインは、全49種類。
左から「コッパー&ゴールド」、「エデン」、「シボリ」、「アクア」
中紙は横罫と5mm方眼の2タイプ。最初にインデックス(目次)があり、各ページにはあらかじめ番号が印刷されているので、記録の管理に役立つ。
「バレットジャーナルを始めてみたい」という人にもおすすめ。
なお、カステリミラノを立ち上げたブースト社は、ベルガモの工房「レディバーグ」と「アルティ・グラフィケ・ジョンソン」を吸収合併し、両社の技術とノウハウを引き継いで、ヨーロッパ最大のノートメーカーとなった企業。「レディバーグ」と「アルティ・グラフィケ・ジョンソン」は1960年代に創業した歴史ある工房で、品質へのこだわりと新しいアイデアで、イタリアのみならず国際市場でも多数の実績がある。とくにレディバーグは、世界20カ国で「カステリ」というブランドを展開していた。
しかし近年、イタリアを襲った経済危機や価格競争の激化によって、両社は財政的に厳しい状況に。そんな2社の危機を救ったのが、地元の企業家が設立した新興企業のブースト社だった。
レディバーグの遺伝子を受け継ぐ証しとして、カステリミラノのノートの最終ページには、 “Printed by Lediberg”と記されている(2019年7月現在)。
また、カステリミラノの製品は、「歴史あるベルガモの文化と産業を守ること」と、「生産地を1箇所にすることによって高いクオリティを維持できること」を理由に、すべてイタリアでデザイン・製造している。
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