マックスは、「可変倍力機構」（RAT）搭載により、「握りやすい本体高さ」や「広いとじ口」など使いやすい仕様でありながら、とじる力が約50％軽減（同社比）となる「軽とじ」機能も兼ね備えたホッチキス「HD-10TL」を、2019年8月5日から発売する。価格は税抜800円。10号針を3連（150本）装てんすることが可能なロングマガジンの採用により、使用量が多い人にとっても便利なホッチキス。

従来の軽とじホッチキスは、テコの原理でより強い力を生み出すために、構造上ハンドルの高さが高くなり、その結果やや握りにくいといった課題があった。今回の新製品は、「可変倍力機構」（針が紙を貫通し始めてからピンポイントで軽とじ機構が働くようにテコ比を変える技術）を搭載することで、全高62㎜を実現。さらにハンドルカバーは親指がフィットするように反りをもたせたデザインを採用することで、軽とじでありながら握りやすい新設計のホッチキス。

また、とじ口寸法は紙やとじるモノを差し込みやすい15㎜、とじ奥行きも同社の小型軽とじホッチキスで最長の53㎜を確保、際（キワ）とじも可能な設計にするなど、“ホッチキスの使いやすさとは何か”を追求した仕様になっている。加えて、10号針（１連が50本）を3連装てんでき、150回連続のとじ作業が可能なロングマガジンを採用した。

一般ユーザーはもとより、ブリスタパックの作成やクリーニングのタグどめなど、多様なとじ方や日々膨大な回数をとじる業務用ユーザーまで、ホッチキスを使うすべての人に向けた、マックスの技術が詰まった商品となっている。