バリューイノベーションは、同社が運営する消費者のアイディアをカタチにするプロジェクト「SUPER CONSUMER（スーパーコンシューマー）」から誕生した「ひらくPCバッグ」シリーズの新モデルとして、「ひらくPCリュック」を2019年7月18日（木）に発売した。価格は税込29,000円。

「ひらくPCリュック」は、ツールを使うたびに取り出し、使い終わったらその都度元の位置に戻すスタイル。「作業が終わって、机の上を片付ける」という概念がない。カフェでも公園でも、開いた状態でリュックを置いておくだけで、その場が自分のデスクに早変わり。中身にすぐアクセスできる、「ペン立て」の様な感覚で使えるリュック。度重なる試行錯誤を繰り返し、約3年半の構想を経て完成。これまでの同シリーズのショルダー型同様、中身へのアクセスのしやすさや利便性はそのままに、リュックならではの機能性も兼ね備えている。

普通のリュックでは取り出したい荷物が奥底に入ってしまい、開口部を大きく開く必要があるが、「ひらくPCリュック」ならバッグの上部を少し開くだけで中身を俯瞰でき、スペースを広げずに荷物を取り出すことができる。また、自転車通勤や荷物が多い時など、左右どちらからもアクセスできるフロントポケットを搭載。鍵やICカードなど、移動時によく使うものをしまっておけば、ストレスフリーにアクセスできる。


「ひらくPCリュック」の中身は、二等辺三角形という特殊な構造をしているが、それは、①テコの原理同様に、重たいものは支点になる身体側に近づけることで軽く感じることができるが、二等辺三角形の構造なら荷重が中心に寄るので、今までにない安定感が重さを軽減してくれる②重たいものは重力の影響で下方向へ移動するが、荷物は下部に収まり上部には無駄な空間が生まれてしまうので、上の部分をカットし、力学的に有効活用することで使い心地を追求した――という２点が理由。