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【新製品】天然硯の磨り心地と安定した磨墨性能を実現した両面使える人工硯

呉竹は、天然硯の磨り心地と安定した磨墨性能を実現した今までにない書道用硯「大和真硯 智印/4.5平」を2019617日に発売する。価格は税抜2,000円。

同社は、天然硯の安定した磨墨量、そして磨り心地を実現できる今までにない新しい人工硯として「大和真硯」を開発。墨は硯面にある鋒鋩(ほうぼう)という表面の凹凸で磨りおろすが、従来の樹脂製の硯は繰り返し使用し続けると、鋒鋩がすり減り、磨墨量が減少していく。しかし大和真硯は、硯の材質そのものに磨墨性能があるので、鋒鋩がすり減ってからも、一定の磨墨量を維持することができる。また、磨り心地にもこだわり、なめらかな磨り心地を実現。より美しい墨色が表現できるよう墨色にまでこだわっているので、樹脂製の硯だが学童向けに限らず幅広いシーンで使用できる。

通常の天然硯は固形墨の磨墨用の面しかないが、大和真硯は人工硯の特長を生かし、表面は固形墨、裏面は書道液用として、両面使える硯になっているのも特徴。裏面には意匠登録済の筆ならしがついており、太筆、細筆両方に使いやすく、筆に含ませる液量が調整しやすい形状になっている。硯として適度な重さ(164g)で、磨るときには安定感がありながらも持ち運びもしやすい。

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