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【新製品】カートリッジのゴミとテープの余白を削減した感熱式ラベルライター「ラテコ」

アスクルは、 お客の意見を取り入れて無駄を省いたラベルライターをカシオ計算機と共同開発、「ラテコ(Lateco)」の商品名で2018年3月26日にアスクルおよびロハコのWebサイトで発売する(アスクルWebサイトで2月21日から予約受付中)。税抜1万2800円。「ラテコ」の名前の由来は、「LABEL TOWARDS ECO(economy、 ecology)」から。

同社がラベルライターに対する不満を調査したところ、 「テープを使い終ったとき、 カートリッジまでゴミになるのがもったいない」「テープの最初の余白が無駄でもったいない」という意見が多かった。そこで、カシオ計算機と協力することで、この課題解決に取り組んだ。

カートリッジについては、テープを従来のインクリボン式から感熱式に変え、インクリボンなど細かい部品がいらないシンプルな構造に変更することで、カートリッジの中のテープの紙管だけを取り換えられるようにした。これによって、カートリッジはそのまま使い続けることができるため、ゴミの削減と環境負荷の低減をともに実現した。

また、テープは通常のラベルライターテープと同様の質感で、ファイルなどにしっかり貼れるPET加工となっている。しかも、インクリボンより安い感熱タイプなので経済的。詰め替え用テープは税抜690円(6、9、12mm)と税抜948円(18mm)。

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テープについては、テープの余白が少なくなる本体機構を考案することで、課題解決を図った。テープ印刷時の余白は最小3mmとなっており、メーカー従来品の5分の1以下に抑えた。例えば、8m巻で5cm(ハーフカットあり)のラベルを作成した場合、メーカー従来品が121枚なのに対し、ラテコは150枚で、その差は29枚にもなるという。



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さらに、キーボードは「ローマ字入力」のみに限定。キーに「かな」の表記がないため見やすく、しかも従来品に比べてキーが1.6倍と大きいため、打ちやすさも向上した。

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「ラテコ」の販売開始日は3月26日だが、現在アスクルWebサイトで予約注文を受け付けている。 また、3月25日午後6時までに注文した場合は、 事前予約特典として、 12mm幅の詰め替え用テープ2個(色は選べない)をプレゼントする。なお、2018年5月19日午後6時までなら、 期間限定価格の税抜9800円で購入できる。

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