多くのファンが開催を待ちわびていた紙博＆布博。2022年3月26、27日の2日間、手紙社による2つの人気イベントが、およそ2年ぶりに開催された（関連記事はこちら）。その舞台となったのは東京・浅草にある東京都立産業貿易センター台東館5階～7階の3フロア。会場内には出店メーカーの限定品や人気作家による作品が勢ぞろいした。


初日には都内で雨が降る中多くのファンが訪れ、人気イベントのが戻ってきた喜びの声とともに会場は熱気に包まれた。
ここからは、文具のとびら編集部が撮影した会場の様子を、写真でご紹介！

【紙博】
マスキングテープ、ポストカード、シール、スタンプ…日常をちょっと豊かにしてくれるアイテムたちに、ちょっぴり特別な色、柄、イラストがデザインされた様子は見ているだけでも楽しい気分に。"ここでしか手に入らない"限定品や、作家による独創的な作品も盛りだくさん。約2年ぶりの開催となった今回は、特別感もひとしお。

会場を訪れた20代の女性に話を伺うと「マスキングテープと活版印刷が好きで、好きな作家さんやメーカーの商品を購入しました。使った額は1万円を超えたと思います（笑）　多くの作家さんやメーカーが出店していて、限定品も販売されているのがうれしいです」と笑顔で話してくれた。


【布博】

会場内のかわいいディスプレーや各ブースの素敵な陳列も、紙博＆布博ならでは。
手紙社の担当者によると「出店ブースはルールを設けず、自由に設営してもらっています。思い思いのブースを見ると、出店者の皆さまもこのイベントを楽しみにしてくださっていたのだなと思います」とのこと。
なかでも作家・タカハシカヨコさんの出店ブースでは、開催のよころびと来場者への気持ちを綴ったメッセージを掲示していた（写真左下）。


よろこびと活気に包まれた「紙博＆布博」。気になる今後の開催については未定だそうで、手紙社の担当者は「今回の開催を生かして、次につなげていけたら」と話していた。