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【2023年Bun2大賞】ベスト文具3位「クルトガダイブ」(三菱鉛筆)受賞インタビュー

文具のとびら編集部

弊社では毎年、文具ファンの投票によりその年のベスト文具を決定する「Bun2大賞」を実施しているが、今年も「2023年Bun2大賞」の投票結果がまとまり、弊社発行の文具のフリーマガジン「Bun2」12月号や本サイトでベスト文具30を発表している(投票結果はこちら)。

2023年のベスト文具に選ばれた30点の文具の中から、上位3点の文具について受賞インタビューを実施。今回は、3位に選ばれた三菱鉛筆の「KURUTOGA DIVE(クルトガダイブ)」のインタビューを掲載する。

世界初の「自動繰り出し量調整機能」を搭載

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三菱鉛筆の「クルトガダイブ」は、“芯が回ってトガり続けるシャープ”として大人気の「クルトガ」シリーズの最上位モデル。同社独自の特許技術を用いて新開発した「自動繰り出し量調整機能」を搭載した世界初(同社調べ)のキャップ式シャープペンだ。2022年に2度にわたって数量限定で発売したが、多くの要望があったことから、継続品として新軸色3種を今年2023年3月に発売した。軸色はアビスブルー、デンスグリーン、トワイライトオレンジの3色。芯径0.5㎜で、税込5,500円。

キャップを外すと自動で芯が繰り出されてノックをせずに書き始めることができ、パイプを紙面に引きずらなくても芯が出て書き続けられる。しかも繰り出し量を5段階調節できる。「そうした機能に対する評価が非常に大きいです」と話すのは同社商品開発部商品第一グループ西村光貴主任。特に、「パイプを引きずらない」という点を評価する声が多いようだ。

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自分好みに調整できる“繰り出し量調整機能付き”


発売後の反響は非常に大きく、今もなお、多くの文具店で店頭に並ぶとすぐに売り切れるという品薄状態が続いているが、「まだまだ届けきれていないので、より多くの人が『クルトガダイブ』を手に取ることができるように努力していきたいと思っています」と西村さん。

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新しい軸色として「オーロラパープル」が2023年11月24日に発売された。シリーズ初の偏光塗装を施し、神秘的なオーロラが浮かぶ夜空を表現。見る角度によって鮮やかな表情から深みのある色味まで見え方が変化する。

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