1. 新製品&ニュース
  2. 【新製品】ガリガリ感を解消した極細ボールペン「サラサナノ0.38」全5色

【新製品】ガリガリ感を解消した極細ボールペン「サラサナノ0.38」全5色

文具のとびら編集部

ゼブラは、独自機構を搭載した極細ジェルボールペン「サラサナノ0.38」を、2023年12月4日から発売する。全5色、各税込220円。

■関連記事■
【新製品】ガリガリ感を解消した極細ボールペン「サラサナノ0.38」全5色
https://www.buntobi.com/articles/entry/news/014623/

極細ボールペンの「ガリガリ感」を解消

「サラサナノ 0.38」は、手帳やノートにきれいに書きたいときに人気の0.38㎜のボール径。手帳やノートを新調することが多い年末年始に合わせて発売する。インク色は黒、青、赤、ピンク、オレンジの5色をラインアップ。


ボールペンには、線幅の太さによってさまざまなボール径があるなか、近年、手帳の小型化などが背景となり、極細タイプのボールペンの人気が高まっている。ゼブラの主力のジェルボールペン「サラサクリップ」でも0.3~0.4㎜のボール径が売上の約3割を占めている(サラサクリップ売上 ボール径別割合/日経POS:2022年度)。
しかし極細タイプのボールペンは、小さいペン先に筆圧が集中し、紙にペン先がめり込んで筆記時に”ガリガリする"という課題があった。

sub4.jpg

そこで、ペンの上部にスプリングを加えた機構を採用。筆圧に応じて中芯を上下に動くようにしたことで、筆記時のガリガリ感がクッション効果で軽減され、インクが安定して出るようになった。極細ペンでもさらさらとした書き心地で、くっきりキレイな線を書くことができる。

『サラサナノ』を楽天でチェック

『サラサナノ』をAmazonでチェック


ジェルボールペンは軽い書き心地が特長である一方で、極細タイプは筆記時にガリガリしやすく課題となっていた。しかし、インクやペン先を見直してもうまくいかず、開発に苦労していたなかでヒントになったのが、ゼブラの折れないシャープペン「デルガード」の機構。

sub6.jpg
「デルガード」は力が加わった時に芯が折れるのを防ぐため、軸に内蔵されたスプリングが作動し芯をガードする。それを見て、極細タイプのジェルボールペンにもスプリングを加えたら、ガリガリ感を軽減できるのではないかと「サラサナノ」の開発者がひらめき、現在の機構につながった。


また「サラサナノ」は、筆記を安定させるために、先端部分を金属製にしている。金属の重さとスプリングの強さのバランスも試作を繰り返し、書きやすさを追求した。

関連記事

【文具のとびら】が気に入ったらいいね!しよう