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【レビュー】リングノートとルーズリーフのいいとこ取り!「ラセーノ」を徹底レビュー

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文具のとびら編集部

キングジムが、2024年10月に発売した「やわらか らせんリング」でリーフの差し替えや追加ができるリングノート「ラセーノ」。「2024年度グッドデザイン賞」のほか、2025年5月に結果が発表された「文房具総選挙2025」でも「記録する部門」第1位を受賞して、今注目を集めている。

本体はA5サイズが税込583円、B5サイズが同605円(市販のルーズリーフには非対応・最大40枚収納可能)。専用ルーズリーフはA5サイズが税込363円、B5サイズが同385円(横罫:B罫6mm、50枚入り)。

カラーはピンク、キイロ、ミントグリーン、アオ、ネイビー、シロ、クロの7種類。かわいいパステルカラーからシックな色までラインアップしている。

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今回は、そんな「ラセーノ」を文具のとびら編集部員がお試しさせていただきました。

編集部員が差し替え式のノートを使うのは大学生の時以来。というのも、差し替え式のノートは便利ですが、かさばる印象があったため、社会人になってからはずっと「ノート派」でした。でも「ラセーノ」はそんな印象を吹き飛ばしてくれるような薄さ・軽さ・使いやすさを兼ね備えていたのです。

新開発したという「やわらか らせんリング」は上下セパレート式で書く時に手が当たらず書きやすいと感じました。また、リング自体もやわらかいので当たったとしても痛くないのも市販のリングノートと比較してうれしいポイント。 つけ外しも意外と簡単で、スルスル抜けていく感覚が気持ちいいです。

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「ラセーノ」のすごいところ!6選

早速「ラセーノ」を使ってみたところ、まさに「リングノートとルーズリーフのいいとこ取り」!
すごいと思ったポイントを紹介します。

1.薄くて、軽くてスリム!

まず驚いたのがその薄さ。一般的なノートと比較しても、やや薄いくらい。かさばる感じは全くありません。重さを測ってみると、A5サイズが102g、B5サイズが152g(専用ルーズリーフ30枚分収納時)。スマートフォンが200gくらいなので、ストレスなく持ち歩ける重さです。

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2.リングが邪魔にならず書きやすい!
セパレート式なので、中央部分はリングがありません。しかもリングがやわらかいので、手に当たっても食い込まずに快適。ペタンと水平に開くのもうれしいポイントです。

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3.360度折り返せる
ノートを広げるスペースがない時、手に持って書きたい時などノートを折り返して使いたい場面って結構ありますよね。「ラセーノ」は、一般的なリングノートのように折り返して使うことができました。

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4.デザインがかわいい
さらにデザインもかわいい。個人的には、気分や季節に合わせてリングを入れ替えてコーディネートしたいと思いました。シックな色にパステルカラーを合わせてもおしゃれです。新しいノートを使う時はなぜかやる気がでますよね。「ラセーノ」ならいつでもその気分を味わうことができます。

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ほかにも友人などと違う色を購入してリングを交換するのも楽しそう。

DSC_3021.jpgなんと2025年6月26~29日に有明GYM-EXで行われる「文具女子博トーキョー」ではmizutamaさん(@mizutamahanco)デザインの限定表紙も出るそうです!(イベント当日は数量限定、後日キングジム公式オンラインストアでも販売予定)

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5.書いたものを取捨選択して必要なものだけ残せる
そして差し替え式だからこその魅力も重要なポイント。書く内容は、ずっと残しておきたいものから、一時的なメモやスケッチとさまざまなので、取捨選択できるのは大きな魅力です。継続して持ち歩きたい情報を書き写したりする手間もありません。

また、「ミスしても取り除ける」ので失敗を恐れず気軽に書くことができます。

6.入れ替えできる
書いた後でも、科目別・種類別など必要に応じて順番を入れ換えることができるところ、素晴らしいです。

「ラセーノ」をこんな風に使いたい!

・仕事の雑記帳として
1つのA5ノートに仕事のメモやアイデア、議事録などを雑多にいろいろ書いているという友人は、ノートが終わった時に、「今後も見返したいもの」だけを新しいノートに移すことができて便利そう!と話していました。

・子どものお絵かき帳として
子どものお絵かきって10枚に1枚(もっと少ないかも…?)くらいの割合で傑作が生まれたりしますよね。「ラセーノ」なら、傑作だけを残していくことができます。また、コンパクトなので外出の際にかさばらないのもうれしい。

DSC_3038.jpg自分のイラスト練習帳としても使っています。失敗したらこっそりそのページを取り除く予定です。

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・編み物の「編み図」を考える際のノートとして
編み物にハマっている友人は、編み物の設計図である「編み図」を書きながら考えるそうです。「靴下にこんな模様入れたい」、「何色と何色を合わせたい」などノートに書くほどではないけど、紙1枚だと心許ない。そんな時に必要な部分だけを残せて、バラけずに管理できる「ラセーノ」を使ってみたいということでした。

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いつもは手近な紙に編み図を書いているそうです

・子ども向け新聞のスクラップ帳として
購読している子ども向け新聞には、時事ワードや英単語を人気キャラクターが紹介しているコーナーがあり、切り取り線付きでスクラップを推奨しています。そのほかのコーナーもカラーで思わず切り取りたくなるような場所がたくさん。そんな切り抜きを「ラセーノ」に貼っていくことで、自然と図鑑のようになっていきます。量が増えたら移動することもできるので、継続していけそうです。


皆さんも「ラセーノ」を自分らしく使ってみませんか。

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