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【新店舗】蔵前のinkstand by kakimoriが増床リニューアル

ほたかは、東京・蔵前の「inkstand by kakimori」を増床、リニューアルし、2018年12月13日にグランドオープンした。

地下鉄・蔵前駅近くの国際通り沿いにある、既存のインクスタンドが入居するビルの一階、階段を挟んだスペースを改装。

リニューアル後は、従来のインクスタンドでは、自分でベースカラーを配合する完全予約制のオーダーインクサービス「SELF」を変わらず行い、新装のインクスタンドでは来店客の希望を聞きながらスタッフがオリジナルインクを調色するサービス「WITH」を提供する。

従来のオーダーインク作りに難しさやハードルの高さを感じていた人も気軽に試せるうえ、複数人で相談しながら理想の一色を見つけることもできる。

インクや万年筆に馴染みのなかった初心者への提案も積極的に行っていくとしている。

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増床したスペースは、元々「カキモリ」があった場所。カキモリは、オーダーノートを中心に、オリジナルをはじめとする筆記具や紙ものなどをセレクトして揃える専門店。同店を2017年11月に拡張移転してから、約1年間構想を練り、今回インクスタンドのリニューアルオープンに至った。

新設のインクスタンドでは、オーダーインクサービスのほか、限定生産のインク5色を量り売り(11ml、22ml、33ml)する。

ラボをイメージした店内には理化学機器をデザインしたインテリアを配置。壁面は"色の標本棚"として、植物や旅先の風景をイメージした15色のインクを並べ、色の配合を記した「インクレシピ」を添えた。

今後、標本棚に展示するインクは定期的に変更していく予定。

なお、量り売りのインクカラーは、標本棚の展示色の中から選ばれるという。

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別のコーナーでは、ガラスペンを美しくディスプレー(下写真1枚目)。

カキモリオリジナルに加え、川西硝子やHASE硝子工房、Glass Studio TooS、i to neなど作家作品も販売する。

この他、初心者もインクを気軽に楽しめるよう、自分でインクを充填できる使い切りの新作ペン「カラーライナー」キットや、ローラーボールペンも取り扱う(下写真2枚目)。

もちろん万年筆も販売するが「万年筆以外のアウトプットも楽しんでほしい」と同社の広瀬琢磨社長。

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「インクを使ったことがない方にもワクワクする感じを味わっていただければ。初めてインクに触れる方にも、専門的なニーズを持った方にも応えていけるようにしたい。地域に根ざし、価値観やストーリーも届けていきたいと思っています」(広瀬社長)というこだわりが詰まった新たなスペース。

今後は来店客の声を聞きながら、サービスや品揃えを徐々に増やしていくという。

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