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【ニュース】「産学連携 文具女子博 文具のアイデアコンペティション」プロジェクトが始動!

文具のとびら編集部

日販セグモは、日本最大級の文具の祭典「文具女子博」を2023年夏に仙台で開催する。仙台では、2020年春に開催することを発表していたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い開催中止となっていた。今回、仙台での開催を記念して、「産学連携 文具女子博 文具のアイデアコンペティション」という新たなプロジェクトを立ち上げた。「文具女子博」としては初の産学連携の試みとなる。

同プロジェクトでは、仙台にある東北工業大学と連携し、在学生を対象に「かわいらしくて新しい文具のアイデア」を募集。優秀なアイデアには賞金が贈られる。中でも新規性が高く、極めて優秀なアイデアは、実際に文具メーカーによって商品化される道も用意されている。東北工業大学は工学部や建築学部以外にライフデザイン学部があり、今回のプロジェクトを実現する上で最良のパートナーと捉え、同プロジェクトを共同で実施することとなった。さらに、数多くの学生からのアイデアを募ることを目的に、工大サミット参加大学(愛知工業大学、大阪工業大学、神奈川工科大学、芝浦工業大学、広島工業大学、福井工業大学、福岡工業大学、北海道科学大学)の学生も対象としている。

応募テーマは、「かわいい文具 未来の文具を描こう」。審査のポイントは、①アイデア自体に新規性はあるか(工業大学の学生ならではのアイデアが求められる)②どのような課題解決が図られるアイデアなのか(その文具特有の課題が解決されるアイデアが求められる)③文具女子博のお客に満足してもらえるような「見た目のかわいらしさ」はあるか、またその文具を使った際に「気分が上がる」要素はあるか。

大賞(賞金10万円)、優秀賞(同5万円)、文具女子博特別賞(同3万円)の3つの賞を用意。また、審査をするのは、文具女子博の来場客と、文具女子博に出展している文具メーカーのスタッフ。審査のスケジュールは、同プロジェクト事務局の実行委員メンバーによる1次審査を2023年5月に行い、ノミネート応募作が決定。最終審査は2023年夏を予定しており、文具女子博の会場内で1次審査を通過したノミネート応募作を展示。来場客と出展メーカーのスタッフなどによる投票をもとに、同事務局メンバーによって受賞作が最終決定する。

「文具女子博の初の産学連携の取り組みに本学として参加できることをうれしく思います。 工業大学での学びとアイデアをカタチにし、広く皆さんに披露できる素晴らしい企画だと考えています。 見た目がかわいらしく、利便性も高く、さらに“未来”を感じられる文具のアイデアが数多く集まることを期待しています」(東北工業大学渡邉浩文学長)。

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