サンスター文具は、1965年に発売し“象がふんでもこわれない！”という奇抜なキャッチコピーで大きな話題を集めた「アーム筆入」から、当時の商品パッケージに描かれた「象のアームくん」をデザインした文具シリーズ（全11種各2柄、税込330円～1,760円）を2021年12月下旬から順次発売する。なお、2021年12月16日～19日に開催される「文具女子博2021」（関連記事はこちら）で先行発売を行う。

「アーム筆入」は1965年に発売し、1967年からテレビCMを放送開始。“象が踏んで強度を証明する”というユニークな内容で注目され社会現象になった。強さの秘密は、信号機のレンズ部分や飛行機の窓など、耐久性が必要とされる部分に使用されることの多いポリカーボネイト素材を使用しているから。当時の筆入はセルロイド製が多く、耐久性の低さや、発火しやすい危険性があったため、“子どもたちが安心して使える丈夫な筆入を作りたい”という思いから誕生した。現在も製造・販売を続けているロングセラー商品。

当時のテレビCMと初期の「アーム筆入」



象のアームくん、現在販売中の「NEWアーム筆入」（税込880円）

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メインアートは、商品パッケージの紙帯をモチーフにした柄と、アームくんが大きく描かれた柄の2柄展開。色は日本の伝統色「群青色・梔子色」をイメージするなど、レトロな雰囲気を感じられる、筆入を踏んでいる象のアームくんが可愛らしいデザインとなっている。ラインアップは、メモミニ、フラットペンポーチ、ミニバッグ、ミニレターセット、ブロック付箋、A5ノート、プチシール、マスキングテープ、缶バッジ、フラットケース、ミニポーチの全11アイテムで、どれも群青色、梔子（くちなし）色の2色で展開。

このうち「メモミニ」は、アーム筆入をイメージした細長い形状のミニサイズのメモ。「フラットペンポーチ」は、見開きタイプのペンポーチ。「ミニバッグ」は、ちょっとしたお出かけにぴったりなミニサイズのバッグ。

（左から）メモミニ、フラットペンポーチ、ミニバッグ