サンリオは、人気イラストレーター・北澤平祐さんとのコラボレーションによって生まれた新デザインシリーズ「ふたりぼんちゃん」のカードを発売した。2021年3月11日から代官山蔦屋書店、3月13日からSanrio world GINZA 2階ほかで順次販売している。

「ふたりぼんちゃん」は、リボンで飾るのが大好きなふたりの女の子。
書籍の装丁や広告デザイン、商品パッケージなど幅広い分野で活躍するイラストレーター・北澤平祐さんと、1969年から50年以上にわたりグリーティングカードを手掛けているサンリオがコラボレーションし、今回のデザインシリーズ「ふたりぼんちゃん」が誕生した。

北澤さんが新たにイラストを描きおこし、サンリオがカードのレイアウトと構造をデザインした。なお北澤さんがポップアップカードにイラストを提供したのは今回が初めて。
緻密でありつつ軽やかな描画、透明感のあるカラフルな色彩の世界に、キラキラとしたホログラム箔を施したカードは、それぞれ違う仕掛けを楽しめる。ラインアップは6種類。

「ふたりぼんちゃんブランコ」は、たくさんのリボンで飾られたブランコで遊ぶ、ふたりぼんちゃんがゆらゆら揺れるカード。両脇のうさぎとシカを横にずらすとカードがロックされ、立てて飾れる。税込550円。

「ふたりぼんちゃんダイニングテーブル」。表には、ティーパーティを待つふたりぼんちゃんがあしらわれ、カードを開けばたくさんのお茶菓子がテーブルの上に飛び出す仕掛け。同550円。

カードを引き出すと、ふたりぼんちゃんのスカートとリボンの柄が3段階に変化する「ふたりぼんちゃん水玉スカート」。カードの背面と、3段階目のふたりぼんちゃんが持っている本のスペースにメッセージを書き込める。同550円。

「ふたりぼんちゃん花びん」は、お花とリボン、動物たちのイラストが印象的な花瓶形で、立てて飾れる。真ん中にいるふたりぼんちゃんは、取り外し可能な2つ折りの小さなミニカードになっている。同660円。

色とりどりのフルーツがかわいい「ふたりぼんちゃんフルーツ」。立体のオブジェのように立てて飾れ、背面にはメッセージスペースが。同660円。

「ふたりぼんちゃんドールハウス」では、リボンで猫と遊んだりリボン型の本を読んだり、リボン付きの2段ベッドで眠ったりと、ふたりぼんちゃんの１日を再現したデザイン。扉を開くと、2階建てのドールハウス型になり、立てて飾れる。同880円。

なお発売を記念して、2021年3月11日から31日まで、代官山蔦屋書店でフェアを開催中。その後は関東・関西の各所で順次発売記念フェアを行うとしている（詳細はこちら）。

また、サンリオ公式サイト「サンリオ グリーティングカード」特集ページにて、「ふたりぼんちゃん」の制作などの背景を公開中。

©HEISUKE KITAZAWA