アフリカ・ガーナの道端で捨てられているカカオの殻を鉛筆に生まれ変わらせる「CHOCOPENプロジェクト」の始動を記念したイベント。

ガーナでは、道端にカカオの殻が日常的に捨てられている。必要な部分（食べられる部分）のみ取り出して、殻は廃棄されてしまっているのが現状だという。そのままにしてしまうと”問題を起こすゴミ”になってしまうカカオの殻を回収し、洗浄して、鉛筆として生まれ変わらせるプロジェクトがCHOCOPENプロジェクト。三菱鉛筆の協力のもと、カカオの殻を鉛筆に生まれ変わらせた。


会場では、カカオの殻でつくった鉛筆を1本購入すると、ガーナの子どもたちへ同数の鉛筆を寄付する取り組みを実施している。また、縦2.7m×横8m（合計）の真っ白な壁が用意され、入場者は好きな筆記具を使って、自由に壁にアートを描くことができる。

さらに、現代美術のアーティスト36人によるカカオの殻でつくった鉛筆を使ったアートを展示・販売。その売り上げの一部をガーナの子どもたちへ教育の機会を届ける取り組みにも行っている。

そして、CHOCOPENプロジェクトにちなんで、チョコレート製造過程で廃棄されるカカオの外皮「カカオハスク」を活用した、オリジナルドリンクとフードを提供。“飲むこと”から社会課題に関心を持つきっかけを届ける。


■「ゴミと鉛筆とアート展」開催概要
会期：2025年5月2日（金）〜11日（日）
会場：アンノン原宿（UNKNOWN HARAJUKU）
住所：東京都渋谷区神宮前6-5-10
開催時間：2025年5月2日(金) 14:00 ~ 18:00 / 2025年5月3日(土)〜5月11日(日) 11:00 ~ 19:00