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【ニュース】「有隣堂キュービックプラザ新横浜店」併設カフェがオープン
有隣堂は、新横浜駅直結の商業施設「キュービックプラザ新横浜」8階に2023年12月22日にオープンした「有隣堂キュービックプラザ新横浜店」の直営併設カフェとして、2024年1月26日に「キュービックプラザ新横浜店STORY CAFE」をオープンした。
オープン前日の1月25日には、同カフェ内にて記者発表・内覧会を開催。新店舗の状況や、飲食事業の展開状況や今後の展望について説明した。
文具は高級筆記具など人気、「R.B.ブッコロー」グッズコーナーが好評
記者発表では、加藤秀樹店長が「おかげ様で全体的に好調に推移しており、書籍ではコミック、文庫、文芸、雑誌が好調。雑貨では特に当社YouTubeチャンネル『有隣堂しか知らない世界』のオリジナルキャラクター『R.B.ブッコロー』グッズコーナーが好評です。こちらのコーナーを目当てに、新幹線で福岡、大阪などからお越しになるお客様もいらっしゃいます」と近況を報告。さらに、「今回カフェがオープンすることで、さらなる売上と、お客様に喜んでいただけるような売り場、従業員が楽しく過ごせるような売り場を作っていきたいと思っています」と抱負を語った。
文具売り場に関しては、新幹線利用者の来店が目立つそうで、「朝イチで買いに来られます」という。中でも高額な筆記具が人気で、プレゼント需要も多いとか。「もっと品揃えしてもいいのではと思っています」と加藤店長。事務用品や手帳での問い合わせも多いそうだ。また、小学生から高校生まで、学生の来店も多いので、勉強に役立つアイテムが売れているという。中でもシャープペンが人気で、友だち同士で買いに来る学生もいるそうだ。
好調の「R.B.ブッコロー」グッズコーナー。中でも売れ筋は、キーチェーン付きぬいぐるみとのこと。また、ブックマーカーやブッコローをデザインしたオリジナル「ジェットストリーム4&1」も人気。
カフェは「お客様一人ひとりのストーリーで豊かな時間を過ごせる場所」
続いて、飲食事業部米山博文部長が「1909年に創業した当社は、1920年頃から1994年まで、伊勢佐木町本店で食堂をやっていました。そのDNAを生かし、 書店に付属した複合カフェ業態を2015年から新宿の『STORY CAFE』でトライアルスタートしています。この店舗は現在閉店して いますが、その後もいろいろな形態の飲食店にチャレンジしています」と飲食事業展開について説明。また、「書籍や飲食を通して毎日通いたくなる商品やサービスを提供し、お客様が集い、交流できる空間を創っていくことを目指していきたいと考えています。これらの展開を通して、飲食事業全体で、現在は全社売上の1%くらいの規模ですが、今後3年から5年で10億規模にもっていきたいと考えています」と今後の展望について述べた。
今回オープンした「STORY CAFE キュービックプラザ新横浜店」は、「30代から50代の女性をメインターゲット層に想定したメニュー開発と、地域にお住まいの子育て家族、学生やビジネスパーソンなどのご利用シーンに沿った店舗づくりをしています。コンセプトは、『集い・学び・仕事・書籍の4つのキーワードと、こだわりのコーヒーを掛け合わせ、お客様一人ひとりのストーリーで豊かな時間を過ごせる場所』です」と米山部長。カフェの面積は約40坪(約135㎡)で、席数は44席(うち電源付き14席・ブース席8席)。
メニューは、オリジナルのブレンドコーヒー、淡路島産のレモンのシロップで作ったレモンスカッシュ、ビアカクテルなどドリンク23品 と、テイクアウトニーズに対応したホットサンドなど店内で焼き上げたアンデルセングループ「タカキベーカリー」のパンを使用したフード4品、プラントベース(植物性)のアイスクリーム、季節によりアレンジが変わるビクトリアケーキなどデザート8品。
カフェのメニュー一例
当日は、試食メニューとして「チキンのグリル野菜のホットサンド バジルマヨソース」と「ビクトリアケーキ」、カフェラテが用意された。ホットサンドはバジルマヨソースが非常においしく、ビクトリアケーキはコーヒークリームとブルーベリージャムという組み合わせが新鮮。また、カフェラテは「ハートのラテアートは、スタッフがたくさん練習しましたので、きれいな形にできたかなと思います」米山部長。
発表会で提供された試食メニュー
「カフェでお待ちしています」とSTORY CAEE佐藤静花店長
【有隣堂キュービックプラザ新横浜店概要】
住所:横浜市港北区新横浜2丁目100番地45 キュービックプラザ新横浜8階
営業時間:10:00~21:00(カフェラストオーダー20:30)
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