リシュモン ジャパンは、モンブランの筆記具コレクション「モンブラン ミューズ」から、2023年に生誕100年を迎えた、20世紀最高のソプラノ歌手と称されるマリア・カラスへ捧げる「モンブラン ミューズ マリア・カラス スペシャルエディション」を2023年10月に発売した。万年筆は税込16万7,200円、ボールペンは同12万8,700円。

同スペシャルエディションのキャップと胴軸のターコイズのプレシャスレジンは、マリア・カラスが好んだ色の一つで、筆記具全体のフォルムはスレンダーでエレガントなシルエットのカラスの優雅な美しさを表現している。また、プラチナコーティングの尻軸を囲む月桂樹の葉のパターンは、彼女の代表作でもある、ベッリーニのオペラ「ノルマ」での衣装のディテールを表現したもので、カラスのサインと共に刻印されている。さらに、筆記具のクリップにあしらわれた宝石は、カラスが宝石と花を心から愛していたことへのオマージュ。宝石の花びらの形は、1965年にカラスの名前が付けられた新種のバラを想起させ、宝石の深いターコイズカラーは、エーゲ海の色を称え、彼女のルーツであるギリシャに敬意を表している。