パイロットコーポレーションから発売されている入門万年筆「カクノ」は、お手頃価格ながら書き味は本格的ということもあり人気を博しているが、中でもインクが透けて見える透明ボディのモデルの人気が高いようだ。

その「カクノ」透明ボディの数量限定品が、6月から発売されている。通常のモデルは全身透明だが、限定版は色が付いた半透明キャップとなっている。これが、なかなかキレイなので先日1本購入した。色とりどりのカラーバリエーションの中から悩みに悩んで選んだのは、落ち着いた色味のブルーブラック系のもの。ペン先はM（中字）を選んだ。


通常品は税抜1,000円という価格だが、限定品は同1,500円。しかし、いつもは付いていないコンバーターに加え、お手入れ用のスポイトが同梱されているのである。これはうれしい。


もちろん、ペン先は「カクノ」ではおなじみの「えがおのマーク」が描かれたものだが、通常品とは異なり、口が開いた特別バージョンとなっているのも見逃せないポイントだ。



そして今回、この中に入れるインクは、同じくパイロットコーポレーションのボトルインク「色彩雫」から「深海」を選んだ。キャップの色に合わせて、ブルーブラック系の色にしたわけである。


では、早速書いてみよう。
ブルーブラックらしい深みがありつつも爽やかな印象の色味で、この透明カクノで使うのにピッタリの色味だ。



透明ボディーなので、インクの色味を眺めながら筆記できるのが楽しい。



今回購入した「カクノ」は、数量限定品だが、まだまだ販売しているお店は多いようだ。興味のある方は、好みの色がなくなる前に、ぜひ文具店へ足を運んでみてください。

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