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三菱鉛筆本社で超絶技巧的な鉛筆彫刻を展示

北澤孝之(Bun2編集長)

前回は、三菱鉛筆の本社新社屋の「えんぴつロード」と、エントランスホールの興味深い展示についてご紹介したが、じつはもっとすごいものが、エントランスホールには展示されていた。

それは何かというと、「鉛筆彫刻」の作品。台湾を代表するペン彫刻家である李健竹さんの作品が、受付カウンターの上に展示されている(上写真)。三菱鉛筆新社屋落成のお祝いのために特別に制作されたものだという。どれも超絶技巧的な作品ばかりだ。


彫刻2.jpg三菱鉛筆の社名と三菱マーク


彫刻3.jpg文字だけでなく、このような情景作品も。鉛筆の先ではなく、真ん中をくり抜くようにして作られている。


彫刻4.jpgこちらはカラーシャープ芯を彫って作った作品。「THANK YOU」と彫られている。


鉛筆はすべて「uni硬筆書写用鉛筆」4Bを使用。カラーシャープ芯も普通のシャープ芯と比べて柔らかいし、そんな柔らかい芯であんな細かなものが彫れるのが驚きである。三菱鉛筆を訪れる機会があったら、ぜひこちらの鉛筆彫刻も見てほしい。

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