1. 文房具ラボ
  2. 丸善池袋店で鉄道文具コーナーを展開

丸善池袋店で鉄道文具コーナーを展開

北澤孝之

昨年、2017年8月10日に東京・池袋にオープンした「丸善池袋店」は、“都内最大級”をうたった文具店として注目を集めているが、1Fショーウィンドーに電車のカットボディを展示していることでも話題となっていて、池袋の新名所としてすっかり定着しているようだ。オープン当初は1Fエントランスで鉄道文具や雑貨を展開していたが、現在は2F売り場でコーナーを設けており、品揃えも充実している。

*丸善池袋店の開店時の様子はこちらの記事を参照。


2.jpg3.jpg4.jpg同コーナーには、電車や路線図などをデザインしたノートやクリアファイル、ペンケース、マスキングテープ、ステッカー、スタンプ、トートバッグ、手ぬぐい、マグカップ、スマホケースなど様々な鉄道グッズが並んでいる。また、JR東日本のキャラクター「Suicaのペンギン」のグッズも展開。ライトな鉄道ファンでも手に取りやすいアイテムを揃えている。「ファミリー層をはじめ、男女問わず購入されています。また、東京観光のお土産として買っていかれる方も多いです」と、同店の天野隆志店長は話す。


5.jpgよく売れているという人気のマスキングテープは、電車やヘッドマーク、路線図、東京駅の赤レンガ駅舎など多彩な柄を揃えている。



6.jpg「駅員さんおしごとハンコ」は、印面がキップの図柄になっているユニークなスタンプ。押したあとに自分の好みで行き先などを書き込めるのが魅力!?



8.jpgこの日購入したのは、特急や急行のヘッドマークをデザインした「ロルバーン」のリングノートとマスキングテープ。表紙に登場しているヘッドマークは「北斗星」「カシオペア」「はくつる」「あけぼの」「鳥海」「北陸」「はまなす」「まりも」。“上野発の夜行列車”など全て北国行きの列車ばかりだ。マスキングテープの絵柄は中央・総武線の路線図になっている(右)。


なお、夏休みシーズンには、さらに品揃えを拡大して催事スペースで鉄道グッズフェアを開催する予定。同時に、昨年のオープニング企画として好評を博した「世界のトランプ・タロットカード」のイベントも再び展開するそうだ。


9.jpg催事スペースでは現在、コクヨの「大人のキャンパスノート」などスタイリッシュな文具を集積した「PLAY」(左)、定番文具をはじめ活版印刷アイテムや海外の珍しい輸入雑貨文具まで集めた「Enjoy Stationery」(右)を5月10日まで展開中。



7.jpg写真を撮っていて、「以前と何か違うな」と思ったら、何と京急の電車の中にだるまがちょこんと鎮座していた。ちなみに、電車を設置したのは丸善ではなくて、このビルのオーナー。電車の行き先は時々変わっているそうなので、興味のある方はチェックしてみて下さい。

【文具のとびら】が気に入ったらいいね!しよう