第3弾の「スタイルチョイス CORDURA®シリーズ」では、人気の高いコーデュラ®ファブリックを生地に採用したのが最大の特徴と言える。コーデュラ®ファブリックは、スタンダードな生地と比較すると、極めて耐久性が高く、摩耗に強い。そのため、少々乱暴に扱っても大丈夫なところが大きな魅力。しかも、撥水性に優れているほか、軽くて柔軟性も備えており、その機能性の高さから、世界中の多くのアウトドアグッズにも用いられていることは広く知られている。

そのようなコーデュラ®ファブリックの特性を活かし、パイロットコーポレーションでは、ビジネスユースはもちろん、パーソナルユースでも活躍できるバッグのシリーズとして製品化を図った。

「スタイルチョイス」とコーデュラ®ファブリックのロゴ

「第2弾のカーボン調の生地は光沢のある嗜好性の強い生地でしたが、第3弾に使用しているコーデュラは耐久性・撥水性に優れ、光沢がないので、ビジネス用としても使いやすいと思います。また今回は、ビジネスをサポートするアイテムとして、アウターバッグではなく、インナーバッグを中心にラインナップを考えました」と話すのは、「スタイルチョイス」の企画・開発に携わった同社営業企画部文具企画グループの吉田桃子係長。

「スタイルチョイス」の企画・開発に携わった吉田桃子係長

ラインナップは、ラウンドファスナーで出し入れが容易にでき、鍵を留めるフックが付いた『カード＆コイン』、リュックやベルトにも接続できる『モバイルケース』、収納スペースが豊富な『マルチケース』、底に厚手の生地をあて、ハサミなどの持ち運びにも安心な『ワークポーチ』、小物をすぐに取り出せる『ワークポケット』、7.9インチ程度のタブレットも収納可能な『マルチポーチ』、インナーバッグだけでなく、アウターバッグとしても使えるリバーシブルの『インナーバッグL』と『インナーバッグ縦型』、ちょっとした書類などを入れる『サポートバッグS』とマチ付きの『サポートバッグW』の計10種類。

カラーはブラック、ネイビー、グレーのシックな3色。「グレーは女性でも使いやすいことから、ラインナップに加えました。メンズライクなファッションを好む女性にとって、グレーは抵抗がない色なんです」と吉田さん。

また、定番の3色に加えて、『サポートバッグS』と『マルチポーチ』には、この春だけの数量限定カラーを投入。春らしい明るい色合いの5色展開となっており、現在店頭を華やかに彩っている。

『サポートバッグS』『マルチポーチ』の春限定カラー（5色）

『サポートバッグS』（サイズ420×300×3mm、140g）は、B4判まで入れられる大きさのシンプルなバッグだが、折りたたんでも薄いので、簡単にバッグの中に収納できる。大手企業を中心に導入している企業が多いフリーアドレス（社員が固定された席を持たない制度）では、社内移動用に必要なものだけをコンパクトに持ち運べるバッグが人気となっているが、この『サポートバッグS』はそのような働き方をしている方々には最適かもしれない。価格は税抜1600円。

『サポートバッグS』

フリーアドレスに向いているという点では、『インナーバッグL』と『インナーバッグ縦型』（下写真）もおすすめ。インナーバッグという商品名が付いているが、アウターバッグとしても使えるリバーシブルタイプになっている点が秀逸。もちろんハンドル付。両タイプともL字ファスナーを開けると、左右に開いて裏返すことができる。A4ファイルや13インチ程度のPCなら収納することができるほか、チャック付ポケット、差し込みポケット、ペンホルダー、チャック付メッシュポケット、スナップボタンを装備しており、ペンやノートなどのさまざまな文具を収納可能。また、『インナーバッグL』は、別売りのストラップを付ければショルダーバッグとしても使用できる。価格は両方とも税抜2800円。

A4ファイルや13インチ程度のPCが入れられる『インナーバッグ縦型』

「リュックが流行っているので、インナーバッグは横型に加えて、縦型も用意しました。以前のモデルにはハンドルがありませんでしたが、アウターとしても使えるようにハンドルを付けたほか、L字ファスナーを開いたときに、中に入れているモノが落ちないように工夫しました」と吉田さんは改良点を語る。

モコモコしないようにパッドを薄めにした『インナーバッグ縦型』はリバーシブル

ショルダー付の『ワークポケット』は、ショップで働いている方からの評判が特にいいという。小物をすぐに取り出せる便利なポケットに加え、ガムテープや軍手をホールドできるストラップが付いていて、使い勝手がいいというのがその理由のようだ。価格は税抜1800円。

『ワークポケット』はショップで働く女性に評判がいい

日本ではいま「働き方改革」が大きな注目を浴びている。各企業には働き方の多様性が求められており、テレワーク、在宅勤務、ノマド、フリーアドレスなどのワークスタイルも少しずつだが増えてきたように感じる。また、人口減少と少子高齢化による労働力不足から、労働生産性の向上は待ったなしの状態である。そんななか、企業だけではなく個人レベルでも働き方の見直しが迫られており、「時短」という欲求に応える商品やサービスが増えている。「時短」を図るためには、まず無駄を省くことが重要。そして、ビジネスパーソンの必須アイテムである文具、PC、バッグを見直すことでも大きな効果が得られるはず。この春、バッグを買い替えようと思っている方は、選択肢の1つに「スタイルチョイス CORDURA®シリーズ」を加えてみてはいかがだろうか。