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暮らしに楽しい"ひととき"を提供するキングジムの新ブランド「HITOTOKI(ヒトトキ)」
“日々をたのしむ”をテーマにした新しい文房具ブランド「HITOTOKI(ヒトトキ)」を、キングジムが立ち上げた。暮らしの中の楽しい“ひととき”を提供するための文房具という新ブランド。その第1弾が北欧風デザインのテーププリンター“こはる”MP20で、2017年5月19日に発売したばかり。このほか発売中の商品を加え、7つの商品群で展開する「HITOTOKI」について、ブランドチームの中心メンバーである商品開発部の井上彩子さん(写真左)と望月真希子さん(写真右)に話を聞いた。
ほんの“ひとてま”を加えることで、暮らしは少し豊かになる
ブランドサイトとインスタグラムアカウントを開設
「HITOTOKI」では、ユーザーとのコミュニケーションを図るためのプラットフォームとして、「HITOTOKI」ブランドサイトと、インスタグラムアカウントを2017年4月18日から公開している。インスタグラムアカウントでは、「HITOTOKI」の製品情報やスタンダードな使い方だけでなく、くすっと笑えるような面白ネタも投稿していて、楽しめる内容になっている。そのためか、フォロワー数はわずか1カ月で5000人を突破し、その後もどんどん増加中だ。
「HITOTOKI」ブランドサイト
http://www.kingjim.co.jp/hitotoki/
インスタグラムアカウント
@hitotoki_official
北欧風おうち型デザインのテーププリンター“こはる”MP20
手のひらサイズのテーププリンター“こはる”MP20は、専用のマスキングテープやフィルムテープに好きな文字やイラストを印刷して、簡単にラベルを作ることができる。大きな特長となっているのが、インテリア雑貨を思わせる北欧風のおうち型のデザイン。しかも、“煙突”に見立てた部分はカットボタンになっていて、“窓”の形の液晶画面やプリントボタン、“ドア”の形をした電源ボタンなど、細部まで遊び心のあるデザインにこだわっている。さらに、搭載した絵文字やイラスト、フレームなどのデザインにも北欧風のモチーフを取り入れた。税抜6800円。
機能面では、オリジナルの新フォント「スリム」と「スイート」を含めた全7種のフォントと、396種の記号・絵文字、36種のフレームを搭載。また、印刷の向きを「よこ」だけでなく、「たて」に切り換えることができる。この効果は大きく、アルバムやファイルの背表紙などに貼るラベルも、たて書きで作成することができる。さらに、カットボタンを搭載することで、はさみを使わずにテープをカットできるようにした。
“こはる”専用フィルムテープ
また、“こはる”専用フィルムテープも同時発売した。テープの図柄は、本体のデザインに合わせ、北欧風デザインを採用。フィルムテープなので、水はねを気にせず使用でき、キッチン用品のラベリングなど、幅広い用途で使用できる。ラインアップは、15㎜幅3種類と、スリムな11㎜幅3種類の計6種類。税抜380円。
“こはる”を担当した井上さんによると「前モデルである“こはる”MP10を発売したのは2010年です。当時はマスキングテープが流行し始めたころで、マスキングテープにかわいい文字が打てるとご好評をいただきました。現在でもマスキングテープの人気は続いていますが、最近は整理・収納術が流行っていて、ラベルを貼った収納術がインスタグラムやブログで紹介され、非常に盛り上がっています。そこで新製品の“こはる”は、整理・収納に着目し、機能面の強化よりもデザインや用途に重点を置いて開発しました。本体をおうち型にしたのは、インテリアに馴染むように飾りながら置くという考え方です。用途ではキッチンなどの水回りにも貼れるように、従来の専用マスキングテープに加えて、専用フィルムテープも新たに開発しました」という。
テーププリンター“こはる”MP20の使用イメージ
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