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暮らしに楽しい"ひととき"を提供するキングジムの新ブランド「HITOTOKI(ヒトトキ)」

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千葉 勇

“日々をたのしむ”をテーマにした新しい文房具ブランド「HITOTOKI(ヒトトキ)」を、キングジムが立ち上げた。暮らしの中の楽しい“ひととき”を提供するための文房具という新ブランド。その第1弾が北欧風デザインのテーププリンター“こはる”MP20で、2017年5月19日に発売したばかり。このほか発売中の商品を加え、7つの商品群で展開する「HITOTOKI」について、ブランドチームの中心メンバーである商品開発部の井上彩子さん(写真左)と望月真希子さん(写真右)に話を聞いた。

ほんの“ひとてま”を加えることで、暮らしは少し豊かになる

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「社内ではこれまで発売してきた雑貨テイストの商品群のことを、『女子文具』という一般的な名称で呼んでいました。それを、もっとしっかりした世界観を持ったブランドとして展開していこうという話に発展し、動き出したのが2016年夏のことです」と望月さんは新ブランド「HITOTOKI」立ち上げのきっかけを振り返る。

井上さんと望月さんが中心となり、各部署からのメンバーを加えてチームを編成したという。そのメンバーは全員女性かと思いきや実は男性もいると聞いて、ちょっと意外な感じがした。

「『HITOTOKI』は、何気ない日々をもっと好きになる、そのきっかけとなる“ひととき”をつくり出せるような文房具を提供したいという想いで立ち上げたブランドです」とブランドのコンセプトについて井上さんは話す。つまり「HITOTOKI」というブランド名の由来は、ここからきていることになる。ブランドのロゴマークについて尋ねると、「(人)・(時)・(日々)の意味を込めた時計をイメージしています」という答えが返ってきた。日々の陽の光を表す六角形の中に太い短針と細い長針で「人」という文字を表現したデザインというわけ。

商品ラインアップについては「ほんの“ひとてま”を加えることで、暮らしが少し豊かになる、持っているだけで嬉しくなったり、もっと集めたくなったり、使うほどに愛着が湧いたりするような文房具を展開していきます」と望月さんは語る。

これまでのキングジムは、「ファイル」や「テプラ」といったオフィスの情報整理用品や、ビジネスシーンで役立つデジタルガジェットなどのイメージが強かった。だが、近年では女性向けのかわいい文房具の開発にも力を注いでいて、その中からすでに複数のヒット商品が生まれている。これらに新商品を加えた7つの商品群によって「HITOTOKI」ブランドはスタートした。

商品ラインアップは、新商品のテーププリンター“こはる”MP20のほか、発売中の「KITTA(キッタ)」・「暮らしのキロク」・「マスリエ」・「オトナのシールコレクション」・ガーリー「テプラ」・スケジュールシールプリンター“ひより”の全7種類。

ブランドサイトとインスタグラムアカウントを開設

「HITOTOKI」では、ユーザーとのコミュニケーションを図るためのプラットフォームとして、「HITOTOKI」ブランドサイトと、インスタグラムアカウントを2017年4月18日から公開している。インスタグラムアカウントでは、「HITOTOKI」の製品情報やスタンダードな使い方だけでなく、くすっと笑えるような面白ネタも投稿していて、楽しめる内容になっている。そのためか、フォロワー数はわずか1カ月で5000人を突破し、その後もどんどん増加中だ。

「HITOTOKI」ブランドサイト
http://www.kingjim.co.jp/hitotoki/

インスタグラムアカウント
@hitotoki_official

北欧風おうち型デザインのテーププリンター“こはる”MP20


手のひらサイズのテーププリンター“こはる”MP20は、専用のマスキングテープやフィルムテープに好きな文字やイラストを印刷して、簡単にラベルを作ることができる。大きな特長となっているのが、インテリア雑貨を思わせる北欧風のおうち型のデザイン。しかも、“煙突”に見立てた部分はカットボタンになっていて、“窓”の形の液晶画面やプリントボタン、“ドア”の形をした電源ボタンなど、細部まで遊び心のあるデザインにこだわっている。さらに、搭載した絵文字やイラスト、フレームなどのデザインにも北欧風のモチーフを取り入れた。税抜6800円。

機能面では、オリジナルの新フォント「スリム」と「スイート」を含めた全7種のフォントと、396種の記号・絵文字、36種のフレームを搭載。また、印刷の向きを「よこ」だけでなく、「たて」に切り換えることができる。この効果は大きく、アルバムやファイルの背表紙などに貼るラベルも、たて書きで作成することができる。さらに、カットボタンを搭載することで、はさみを使わずにテープをカットできるようにした。

“こはる”専用フィルムテープ
また、“こはる”専用フィルムテープも同時発売した。テープの図柄は、本体のデザインに合わせ、北欧風デザインを採用。フィルムテープなので、水はねを気にせず使用でき、キッチン用品のラベリングなど、幅広い用途で使用できる。ラインアップは、15㎜幅3種類と、スリムな11㎜幅3種類の計6種類。税抜380円。

“こはる”を担当した井上さんによると「前モデルである“こはる”MP10を発売したのは2010年です。当時はマスキングテープが流行し始めたころで、マスキングテープにかわいい文字が打てるとご好評をいただきました。現在でもマスキングテープの人気は続いていますが、最近は整理・収納術が流行っていて、ラベルを貼った収納術がインスタグラムやブログで紹介され、非常に盛り上がっています。そこで新製品の“こはる”は、整理・収納に着目し、機能面の強化よりもデザインや用途に重点を置いて開発しました。本体をおうち型にしたのは、インテリアに馴染むように飾りながら置くという考え方です。用途ではキッチンなどの水回りにも貼れるように、従来の専用マスキングテープに加えて、専用フィルムテープも新たに開発しました」という。

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テーププリンター“こはる”MP20の使用イメージ

携帯性バツグン!長さ5cmに切れているマスキングテープ「KITTA(キッタ)」

手帳や筆箱に入れてコンパクトに持ち歩くことができる新しい形のマスキングテープ。4つの柄が1セットになっている。2016年6月の発売以来、累計販売冊数が50万冊を突破するなど好評。全36種類を展開中。税抜320円~。

日常の出来事を簡単に記録できるノリ付きメモ「暮らしのキロク」

手帳やノートに、日常の暮らしの出来事を簡単に記録することができるノリ付きメモ。ライフスタイルや残したい記録によって好きなカテゴリを選べる。累計販売冊数は35万冊を突破している。現在、全28種類を展開中。税抜450円。

マスキングテープを切り貼りしてオリジナルシールが作れる「マスリエ」

透明なシートに印刷された枠線に合わせて、手持ちのマスキングテープを切り貼りしてオリジナルシールが作れる。マスキングテープの色や柄の組み合わせを、ぬりえ感覚で楽しめる。全12種類を展開中。税抜350円。

シールやマステの整理・収納に便利な「オトナのシールコレクション」

お気に入りのシールやマスキングテープを整理・収納できるシール専用ファイル。シートシール、フレークシール、マスキングテープをそれぞれ専用ファイルで図鑑のように収納できる。各種4色ずつ展開中。税抜480円。

お気に入りのラベルやリボンが作れるガーリー「テプラ」

女性に人気のデザインモチーフを随所に採用したラベルライター。バラ、香水、宝石など女性から人気の高い絵文字を多数搭載している。本体の可愛らしいデザインも特長。税抜8300円。

オリジナルの手帳用シールを簡単に作成できるスケジュールシールプリンター“ひより”

“こはる”専用テープを使用し、自分の好きな絵文字や文字を組み合わせて、オリジナルの手帳用シールを作成することができる小型の感熱式プリンター。手帳での使用に特化した様々なデザインのシール印刷が可能。専用パンチと抜き型で、作ったテープをかわいい形にパンチすることもできる。税抜7400円。(専用パンチ 税抜550円・抜き型 税抜380円)

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