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【新店舗】新宿の筆記具専門店「KINGDOM NOTE」が移転・リニューアル

シュッピンが運営する筆記具専門店として東京・新宿西口に店舗を構える「KINGDOM NOTE」は、万年筆をはじめとする高級筆記具をずらりと扱う万年筆ファンにはおなじみの店。その同店は2018年9月13日、店舗を移転リニューアルオープンした。旧店舗の1ブロック隣にある浜夕ビル2階に移転したもので、同ビルの4階には同じグループのカメラ専門店「マップカメラ」のカメラ買い取りセンターも入店している。

「新店舗では店内の明るさを重視しました。旧店舗では、床も什器もシックなこげ茶にしていましたが、新店舗では白木を使用し、全体的に明るい雰囲気にしています。店内を明るくすることで、商品の色味を出すとともに、新規のお客様でも入りやすい空間にしました。また、手軽なイメージを出すことで、新しいお客様も気軽にご利用いただけるではと考え奥にあるカウンターはスタンドタイプに変更しました」と話すのは、同社営業本部永冨悦史部長。

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店舗奥にスタンド式のカウンター。カウンターの奥にインクがずらり。

取扱商品は従来と変わらず、万年筆やボールペン、シャープペンシルなど高級筆記具をはじめ、インク、ペンケースや収納ボックスなどの関連製品、ノートなどの紙製品など。中古品を大きく扱っているのが特徴で、新しい中古品が毎日入荷してきている。さらに、ボトルインクの品揃えも充実。「市場に出ているものはほとんどといっていいくらい揃えていますので、品揃えは国内随一です」と永冨部長。インクの種類はどんどん増えているそうで、新規で扱う海外ブランドのインクも多く、オリジナルインクも充実させている。

2.jpg新品の筆記具や関連製品がずらり


3.jpg4.jpg中古商品も充実。毎日入荷してくるという。


コアな万年筆ファンの来店がやはり多いが、最近は万年筆初心者の来店も増えているという。特に、インクが好きという若い女性が目立つようだ。また、インターネット販売を利用する人も多いという。

オリジナル商品も毎月コンスタントに新商品を出しており、「オリジナル品を出すペースは以前と変わりませんが、生産数は増えています」という。現在おすすめのオリジナル商品は、セーラー万年筆とコラボした「京野菜シリーズ」の万年筆とボトルインク。その名の通り京野菜をイメージしたカラーを採用したもので、2016年に8種類の商品を発売したが、それを復刻するとともに、新たに4商品を追加。全12種類での展開となり、今年6月の「万願寺とうがらし」を皮切りに毎月新製品を1点ずつ発売している。

8.jpgオリジナル商品も充実。右は「世界のことわざシリーズ」。左は「京野菜シリーズ」の11月の新製品「京てまり」。ちなみに、ラベルに描かれたイラストは、同店のスタッフの手によるものだという。

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「京野菜シリーズ」の万年筆がずらり


「最近は、低価格の万年筆でインクを楽しむ人が増えています。当店としては、入門編からさらにステップアップしたい人にぜひご利用いただけるようにアピールしていきたいと思います」と永冨部長。有名ブランドの万年筆は高額なものが多いが、中古品ならばハードルが下がるのではとのことで、「ぜひ色々な万年筆をお試しいたければ」という。

住所 東京都新宿区西新宿1-13-6浜夕ビル2F
営業時間 10:30~20:30、年中無休 ※買取・委託販売の受付は20:00まで

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