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【連載】文房具百年 #4「小型鉛筆削りコレクション」

たいみち

[毎月20日更新]

小型鉛筆削りは面白い

 今回のテーマは小型の鉛筆削りだ。ハンドルで回すタイプではなく、穴に鉛筆を差し込み、回してガリガリ削るあれだ。そして小型鉛筆削りは面白い。まず種類が多い。種類が多いと言われて削る部分ではなく、その上に被さっている部分や、削り屑を収納する部分の形のバリエーションを思い浮かべる人が多いだろう。そうではなく、昔の小型鉛筆削りは、削り方や鉛筆削りの形自体がバラエティに富んでいるのだ。
例えばこの写真の鉛筆削りのように。

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*色々な形の小型鉛筆削り。この中で最も古いのは下の段の本体が木の鉛筆削りで1876年発売アメリカ製。カンナのような削り方をする。新しいものは上段右から2番目、1940年代イタリア製。なお、日本製は左端の物のみ。


 なぜ種類が多いのか。小型鉛筆削りは人の手で動かすので、鉛筆削りの形に合わせて柔軟に操作することが出来る。だから、刃ややすり、またはそれに代わるものを用意して「鉛筆削り」と表示すれば、その物体はもう鉛筆削りに成りえる。
「そうかこれは鉛筆削りか」と理解すると、人はそれを使って鉛筆を削る。そこで、名も実も備えた「鉛筆削り」が誕生だ。つまり専門知識を持って原料を混ぜ合わせる苦労や、専用の設備を用意して金属加工をするなどの大掛かりなことをしなくても鉛筆削りは作ることができるのだ。

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*鉛筆削り、鉛筆芯研、鉛筆先削りなどの表示のある鉛筆削り。すべて日本製、時代は大正から昭和30年代頃まで


 更に、鉛筆削りはとても一般的で、誰でも知っている。だから「よし、自分が良い鉛筆削りを作ってやろう」と考える人も多かったに違いない。そして数々の思い入れやアイデア、試行錯誤の末に多種多様な鉛筆削りが世に送り出された。種類が多いと実用性やデザイン、モノの質においてばらつきが生まれる。つまりアタリハズレが多い。そのアタリハズレもまた小型鉛筆削りの面白さなのだ。
 削り方や鉛筆削りの形自体の種類が多様だったのは大よそ100年前、大正時代までだ。昭和に入ると削る部分は刃の真ん中をネジで止める今の形で定着しており、それ以降は変わった削り方のものはあまり出ていない。削り方ではなく、それを収納するケースやかぶせる形をいかに見栄えよく、子供が欲しがる形にするかに工夫が凝らされる傾向が強くなっている。念のため私の考える「今の形」を紹介しておく。

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*一般的な鉛筆削り

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*「今の形」の特許申請書の図。1922年申請、1924年登録。以降この形が主流となる。

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*昭和初期~20年代頃の鉛筆削り。一見古いが、削る部分や刃の形は共通している。

アタリハズレの「アタリ」とは?

 さて、小型鉛筆削りのアタリハズレとは、何がアタリで何がハズレなのか。鉛筆削りコレクターは世界中に多く存在し、人気の高いものはある程度共通している。オークションで目を疑うような金額で落札されるものは、「大アタリ」の部類に入るだろう。だが普通の会社員である自分にとってのアタリは、金銭的にも無理のない範囲で手に入り、楽しめるポイントが多いものだ。
私にとって「アタリ」になるポイントを紹介しよう。まず見た目の良さだ。「かっこいい」「面白い」「なにこれ?」というインパクトのあるものだ。
 例えばこの鉛筆キャップに飾りがついたようなタイプ。元の形は海外から来ているが、日本人の好みにあったようで、飾り部分が日本的なデザインで多くのバリエーションが作られている。素材やデザインから時代感も出ていて、且つ日本的な形が良い。

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*明治から大正頃の鉛筆削り



福井商店(現ライオン事務器)の大正時代のカタログにも同タイプが掲載されており、「勲章型」の華やかさや「毬型」の一瞬ドキッとする形に魅かれる。(頭を手で支えているように見えませんか?)

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*1921年(大正10年) 福井商店営業品目録 



 また、下の写真の鼓型の鉛筆削りは、高さ2センチ程度のとても小さなもので、一見鉛筆削りに見えない。鉛筆削りだと言われなければ笛か何かと思っただろう。これを譲ってくれた骨董商の方が「鉛筆削り」だと言っており、それだけが根拠で自分自身いまだに半信半疑だ。言い換えればそれくらい「鉛筆削りに見えない鉛筆削り」というのが特徴だ。

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*鼓型鉛筆削り。ふちに何か文字が刻まれているが消えかかっておりかろうじて「IDEAL」と読める

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*鼓型鉛筆削り

 そして削り方の面白さ、時代やブランドも楽しめる加点ポイントだ。
時代は見ただけではわからないことが多いので、特許データベース(※1)を活用している。鉛筆削りは特許・実用新案・意匠の番号が本体に刻まれていることが多い。本体に番号があれば、インターネットのサイトで調べることができ、うまくヒットすれば、出願日や登録日から時代の特定ができる。それに日本だけでなくアメリカの特許も調べられる。実際に実用新案の番号がある鉛筆削りを一つ紹介しよう。

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*生徒鉛筆削り器 

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*生徒鉛筆削り器 裏面



 これも「鉛筆削りだよ」といわれて購入したが少し不安があった。だが実用新案の番号からの検索で、鉛筆削りであることを確認でき、大正時代のものであることもわかった。折畳みナイフの形態だが、刃の表面が芯を研ぐ仕様になっているところが、鉛筆用削りであると主張している。


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*実用新案出願登録用紙。特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)を開き、左側の「種別」を「登録実用新案明細書(Z)」にして、「番号」欄に26983を入力して「照会」をクリックすれば検索できる。


 私個人の好みでは商品として流通していたのかも興味のあるところだ。誰かが個人的に作った数個しかないオリジナルの「作品」や工芸品に近いものより、商品として流通していた既製品が好きだ。だが実用新案や特許の登録があっても商品として作られたとは限らないので、広告やカタログの掲載をチェックしている。たとえば前回ご紹介したThe American Stationerでも、以前から持っていた鉛筆削りの広告を見つけることができた。それを発見した時の達成感が癖になって、古い文房具そのものだけでなく、資料類もどんどん集めてしまうのだ。


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1880年代後半 アメリカ製

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*1887年 The American Stationer(Google Books)の広告と同型の鉛筆削り


 広告やカタログに掲載されていても、よく売れた商品だったかはまた別の話だ。その点については今この時代に何回か見かけたことがあるものは、きっと当時一定量売れた商品だったと判断している。特に今でも比較的容易に入手できるものは、当時かなりヒットしたものだろう。それらは珍しさや意外性には欠けるが、時代の記録としての価値を感じる。

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EAGLE PENCILの鉛筆削り。海外オークションでは常にいくつも出品されている。

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*A.W.FABERの鉛筆削り広告(左)とEBERHARD FABERの鉛筆削り。冒頭で紹介した日本製の装飾が付けられた鉛筆削りの元となっていると思われる。A.W.FABERのPATENTは1880年だが、アメリカでは1850年代に既にこの形があり、複数のメーカーが販売している。

アタリは情報パズルで完成させる

 鉛筆削りのアタリハズレを決めるには情報収集も重要だ。
なんと言っても、数10年から100年以上も前の話である。本体と特許・実用新案・意匠登録の情報と当時の広告がそろって出てきて、当時の売れ行きがわかるなんて都合のいいことはなかなか起きない。つまり古い鉛筆削りを見つけた時点では、アタリハズレはまだグレーな状況だ。そこからいろいろ調べたり、資料を引っ張り出したりして情報を集め、何か出てくれば儲けもの、時には出てきた情報で大アタリにジャンプアップするものもある。
 私のコレクションの中で、そんな「アタリ」を紹介しよう。

■子供形大正鉛筆削

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*1921年(大正10年)文具界広告と本体



 これはさえきあすかさんという、私が尊敬するコレクターさんの著書「ガラクタをちゃぶ台にのせて」(※2)に載っており、欲しくて探して手に入れた。キャップ型の削り器で上部に飾りがついているタイプだが、男の子の形がユニークだ。実用新案の登録もあり当時の広告も確認できた。広告、実用新案、形も面白いとネタが揃っている。
 意外だったのは、実用新案登録の図と現物がかなり違っている点だ。実用新案の対象となっているのは六角形の鉛筆をはめる部分なので、間違えているわけではない。おそらく最初は実用新案の図の通りのデザインで商品にしたものの、何らかの理由で形を変えたのではないだろうか。この男の子の形で商標登録をしているようだが、それは見つけられなかった。

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*1913年(大正2年)実用新案29187号の図と比較


そしてこの実用新案の図と類似している鉛筆削りがあったことも偶然発見した。
あるとき可愛らしい紙のラベルを購入した。それが入っている箱をよく見ると鉛筆削りの絵が描いてあり、輪がついているデザインがこの「大正削り」とよく似ていた。当初同じものだと思っていたがどうやら違うメーカーのようだ。
 これが実用新案29187号の図の「輪がついているデザイン」から男の子の形になったことに関係があるのかは謎だが、こういった「ちょっと引っかかった」ことが、後日つながることがある。推理小説の種明かしのような「つながった!」を体験してしまうと、古いもののコレクションはより充実してくる。

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*実用新案の図と子供形大正鉛筆削り、「イイダ」というメーカーのよく似た形の鉛筆削り。ちなみに子供形大正鉛筆削りの考案者は「服部鹿次郎」さんという方だ。

■小刀付き鉛筆削り

 骨董市で形が気に入って購入したものだ。ナイフが畳み込まれており、伸ばしてナイフとして、たたんで鉛筆削りとして使える2WAYタイプだ。その後ライオン事務器の明治時代のカタログに掲載されているのを発見し、本体に特許の番号はなかったが、明治時代からの鉛筆削りの特許の中に該当するものを見つけた。明治26年の登録だ。加えておもちゃコレクターの北原照久氏の鉛筆削りコレクションに同じものがあるのを確認。
 120年以上前に考案された小さな鉛筆削りについて、現代に於いて情報もものも残っているのはすごいことだ。
 ちなみに、本体の右下に穴があいており、何か部品があったようだが、持っている本体からはなくなっている。特許の図で「ほ」と示されてるものだ。この「ほ」がとても気になるので何とか見つけられないかと探している。

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*特許申請書の図との比較

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*1921年(大正10年) 福井商店営業品目録、本体、特許申請書との比較



■バリカン削り

 次にバリカン削りを紹介しよう。ハンドルを握ると刃が動き鉛筆を削る仕組みになっており、バリカンで髪を切るような削り方をする。まずこの形と削り方だけでも所有していて愉快である。本体には特許の番号があり、調べると大正時代のものであることが分かった。(あれ?バリカンとはそんなに昔から日本にあったの?と思い、確認したら明治の初期から使われていた。)そしてこのバリカン削りは箱もおしゃれである。残念ながら、その箱を持っているのは私ではなく、イロモノ文具コレクターのきだてたくさんだ。かねてよりとてもうらやましく思っており、きだてさんのサイトでは動画もついているので是非見て欲しい。
(「イロブン」バリカン削り http://www.irobun.com/?p=1366
 バリカン削りの広告やカタログの掲載は見つかっていないが、意外なところに情報があった。谷崎潤一郎の「文房具漫談」(※3)という随筆に「バリカン削り」についての記載があるのだ。谷崎潤一郎は万年筆があまり好みでなかったらしく、鉛筆の方が良いと言っている。ただ鉛筆は削らなければならない。でも最近は「バリカン削り」というものがあるので便利だ、という内容だ。文豪と鉛筆削りというエピソードは数ある時代背景の中でもかなり気に入っている。

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*バリカン削り。特許登録上は「松山式鉛筆削り」1920年(大正9年)特許登録

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*特許 36661号申請書の図との比較

情報先行・本体捜索型コレクション

■EAGLE PENCIL SIMPLEX

 見つけた鉛筆削り本体についていろいろ調べるのではなく、情報が先にあって本体を入手することもある。EAGLE PENCILの金色の鉛筆削りは、カタログのイラストの美しさに魅かれて本体を入手した。こちらも前出のEAGLE PENCILの鉛筆削りと並んで人気商品だったらしく、オークションでよく見かける。100年前のヒット商品だ。

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*EAGLE PENCIL SIMPLEX

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*1913年 EAGLE PENCIL(LONDON) カタログ

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*EAGLE PENCIL カタログ1913年と本体


 また情報のみで、鉛筆削り本体を手に入れられていないケースもある。


■The American Stationerの広告

 The American Stationerの広告や記事には、こんなものがあったのか、実際に見つけられたらいいのにと思う面白いものがいくつも掲載されている。下にいくつか紹介するが、眺めているだけで楽しく、知らないものがまだまだあることが分かると、もの探しの意欲も湧いてくる。また、カタログや広告などで事前に情報を頭に入れておくと現物を見つけやすく、見つけた際にどういうものかの判断も素早くできるのだ。
 なんというか、資料を眺めるというのは、楽しみながらもの探しの基礎トレーニングをしているようなものだ。

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*The American Stationer(Google Books)の広告・記事より

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*The American Stationer(Google Books)の広告・記事より


■特許出願書の下書き

 明治時代に鉛筆削りの特許の出願をしようとした下書きの紙などというものを持っている。古文房具を集め始めて間もないころ、「明治」「特許申請の紙」を見て、ただただ「すごい!」「珍しい!」と思い入手した。出願書ではなく、その下書きである。提出までたどり着いたかもわからない代物だ。
 これについて「実際に申請され登録まで完了しているかもしれない、そしてある日この鉛筆削り本体が見つかるかもしれない」、そんなストーリを描き、特許庁へ行って特許データベースの検索の仕方を教えてもらい調べてもみた。今のところ特許・実用新案の登録ももちろん本体も見つかっていない。さもありなん。
 こういった海の物とも山の物ともわからない資料は、宝くじを買っているようなもので、大抵は役に立たない。だが宝くじと同じで買わなければ当たらない、入手しなければ広がらないのだ。それにこの資料についていえば、100年前の野田さんという方が、新しい鉛筆削りを考えて、自分の名前を付けたくて葛藤している様子がリアルに感じられる面白さがある。

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*1909年(明治42年)に書かれた鉛筆削りの特許出願用紙。「トホル式」と命名したのを「鉛筆活用器」に修正しているのがわかる


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*余白には漢字の練習あと。該当する鉛筆削りは見つからないが、100年前の息遣いが聞こえるような資料だ。



■妄想の鉛筆削り

 もしかしたらこういう鉛筆削りがあるのでは? なんてところまで妄想が及んでしまうものもある。国会図書館の資料を調べていたら鉛筆削りについてこんな記述があった。
「児童は手をかけてやらなければ、鉛筆を削ろうとして心墨を折ってしまう。小刀がないものは木を歯でかじり、爪で欠かし、見る間に鉛筆を短くしてしまう。(中略)不経済極まる。」(※4)
 これを読んで「そうか、鉛筆削りというのは鉛筆を使いやすくするだけでなく、大切に使うという意味でも必要なのだ」と思ったのと同時に「子供が鉛筆をかじらなくなる工夫がされた鉛筆削り」というものは考案されなかっただろうかということだ。もしそういうものがあるのなら是非手に入れたい。そして「昔は子供が鉛筆を削らないでかじっていた。それをやめさせるために考案された鉛筆削りがこれだ!」と得意げにその鉛筆削りを紹介したいものだ。もっともそういう鉛筆削りが実在しそうな情報は今のところない。

ハズレについて

 さて、今月もそろそろ終わりにしよう。そういえば、アタリの紹介をしたが、ハズレの説明をしていなかった。実はこの記事を書いているうちにハズレというのはないのではないかという気がしてきた。少なくとも自分が気になって入手したものは、「アタリ」に該当する情報やポイントが無くても、それなりに楽しむポイントが何かしらあることに気付いた。
 アタリの話を延々と続けて、ハズレはないというのも勝手な話だが、大雑把なまとめ方をするとこうだ。
 コレクションするということは、単にすごいものを所有することだけでなく、いろいろな楽しみ方ができる。だからアタリハズレは簡単に決まらない。時間をかけてその「モノ」を楽しむポイントを探してみてからわかることなのだ。

 最後に一言。この記事の最初の方で「100年前に削り方が安定してからは新しいタイプの鉛筆削りがあまり出ていない」といった。
 ただここ数年、早く削れるもの(※5)や子供の握力でも削りやすいもの(※6)、短くなった鉛筆をつなぐタイプ(※7)など新しいものが出てきている。もうこれ以上は出てこないかと思ったが、それでも工夫の余地を見つけ出す人間の能力というのは素晴らしい。

この先100年もきっと鉛筆削りは面白い。



※1 特許データベース 特許情報プラットフォーム https://www.j-platpat.inpit.go.jp/
※2 「ガラクタをちゃぶ台にのせて」著者 さえきあすか 晶文社 2001年

※3 「文房具漫談」著者 谷崎潤一郎 中央公論社「摂陽随筆」に収録 1935年
※4 国会図書館デジタルコレクション「巡視五年」(大正5年)より抜粋
※5 クツワ STAD 2枚刃鉛筆削り http://www.kutsuwa.co.jp/products/view/2357

※6 Sonic ラチェッタシリーズ http://www.sonic-s.co.jp/product/sk-878
※7 中島重久堂 TSUNAGO http://www.njk-brand.co.jp/new/

プロフィール

たいみち
古文房具コレクター。明治から昭和の廃番・輸入製品を中心に、鉛筆・消しゴム・ホッチキス・画鋲・クレヨンなど、幅広い種類の文房具を蒐集。
展示、イベントでコレクションを公開するほか、テレビ・ラジオ・各種メディア出演を通して古文房具の魅力を伝えている。
著書「古き良きアンティーク文房具の世界」誠文堂新光社

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