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【連載/第9回】キットパスで「楽がき文化」を世界に広げよう!

「キットパスで「楽がき文化」を世界に広げよう!」の連載第9回目です。
キットパスアートインストラクターは、2018年7月末現在全国に2,041人です。
前回までは、全国でキットパスを広げてくださっているキットパスアートインストラクターの本部認定講師の方々をご紹介させて頂きました。
今回からは、キットパスをご愛用頂いているアーティストの方をご紹介させて頂きます。
第一弾は、画家 田川 誠 さんです。

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画家  田川 誠 さん

《キットパスとの出会い》

2015年4月、渋谷の神宮前2丁目を訪れた際、ピープルデザイン研究所さん(http://www.peopledesign.or.jp/)がイベントを開催されていて、子どもたちが楽しそうにチョークで道の上に絵を描いていました。

私も参加して一緒に絵を描いていると、ピープルデザイン代表理事の須藤シンジさんが、イベントに来られていた日本理化学工業の大山真里さんをご紹介くださいました。

当時、私は川崎に住んでおりましたので、その旨を真里さんにお伝えすると、真里さんは私を川崎工場で行われるキットパスのワークショップにお誘いくださったのです。

それまでキットパスの存在を知らなかった私は、ワークショップを通して、その発色の良さに感激し、さっそく制作に取り入れさせていただくことにしました。

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《キットパスが画材として良いところ》

先ほども申し上げたとおり、発色が良いところです。
楽な力で描けることや、水に溶けやすく拭き取って消せることも、キットパスの持つ素敵な特徴だと思っています。
また、形やデザインもかわいくて好きです。

しかし、その最大の魅力は、ご縁とご縁を結ぶ、不思議な力だと感じています。
キットパスをとおしていただいたご縁は数多くございますが、その中でもGet in touch!さん(http://getintouch.or.jp/) とHand Stamp Art Projectさん(http://handstampart.com/) とのご縁が印象深いです。

2016年3月、東京都調布市文化会館が開館20周年を迎え、私はその記念事業を手がけさせていただきました。
内容は、アートと音楽と朗読を融合させた舞台公演だったのですが、公演の1ヵ月前にGet in touch!さんとキットパスをつかったワークショップを共催し、そこでできあがった作品を公演当日の舞台美術に使わせていただきました。
舞台上ではキットパスをつかってライブペインティングも行い、好評のうちに公演を終えることができました。

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Hand Stamp Art Projectさんとは、2017年11月にアート展を共催させていただきました。
2020年に向けて病気や障がいを抱える子どもたちのハンドスタンプを集めていらっしゃいますが、2020年を迎える前にアート展を開催したいとのことで、私にご依頼くださったのです。
アート展は、東京都東村山市にある国立ハンセン病資料館で開催し、病気や障がいを抱える子どもたちのハンドスタンプとともに、ハンセン病回復者の方々のハンドスタンプをつかってライブペインティングをさせていただきました。

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Get in touch! さんとのご縁も、 Hand Stamp Art Project さんとのご縁も、キットパスがつないでくれました。
キットパスが持つ不思議な力・・・。その無限の広がりが、最大の魅力です。


《キットパスを使った作品の紹介》

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この作品のタイトルは、「人魚」です。
初めてキットパスをつかって制作した作品で、調布市文化会館の舞台公演でもステージを彩る1 枚となりました。
大好きな方をイメージして描いた作品で、涙に込められた大きな喜びと深い悲しみの2つを表現しています。
また、初めてキットパスをつかって制作した作品であることから、2016年12月23日に川崎工場で行われた忘年会において、日本理化学工業様に寄贈をさせていただきました。



20180801tagawa5.jpgこの作品のタイトルは、「じんけんのもり」です。
Hand Stamp Art Projectさんと共催したアート展において、ライブペインティングにより制作した作品です。
横幅は5.9m、高さは1.6mあります。
病気や障がいを抱える子どもたち、そして、ハンセン病回復者の方々のハンドスタンプを、作品にコラージュしています。
森にひそむ目に見えない存在を描いています。



20180801tagawa6.jpg最後の1枚は、「白描」です。
現在、私が暮らす静岡県沼津市出身の歌人で、ハンセン病患者であった明石海人の命日に合わせて描いた作品となります。
明石海人が遺した歌集『白描』の序文は、「癩は天刑である」の一節で始まり、「癩はまた天啓でもあった」で締めくくられます。この作品は、海人の心とともに、利己を超えた利他を表しており、深い闇の底(天刑) からすくい上げ、光(天啓) に導く祈りが込められています。


《今後のイベントなどの活動予定》

これまでに、キットパスをつかったワークショップを多数開催させていただいております。
今年のゴールデンウィークには、静岡校の本部認定講師の海野絵利奈さんと静岡在住のインストラクターさんたちとともに、静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター(愛称:CCC) で「キットパスdeらくがきアート」を開催しました。

インストラクターさんたちによる各種ワークショップとあわせて、来場者みんなでCCCの壁やガラスにらくがきをし、3日間で約1,300人の来場をいただきました。

今後も、インストラクターさんたちとコラボレーションしたワークショップを開催したいと思います。

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また、地元の沼津市においても「キットパスでおえかき」を毎月開催し、子どもたちにキットパスで描く楽しさを知ってもらおうと、努めています。これからも、継続して開催していきたいと思います。

最後に、今年も「キットパスの皆画展」に参加させていただきます。
おいしいごはんをみんなで囲む、家族の温かさをテーマにした作品を出展する予定です。
初めて一般に公開する作品となりますので、1人でも多くの方にご覧いただけたら・・・と思います。
これからも、キットパスがつなぐご縁を大切に、感謝を忘れずに取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

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キットパスの皆画展
https://www.kaidoproject.com/

①パン・オ・スリール会場  東京都渋谷区渋谷1-4-6
2018年8月8日(水) から11日(日) まで
午前8時00分から午後8時00分まで(最終日は午後5時00分まで)

② creation space en ∞ juku 会場  東京都板橋区板橋3-4-9
2018年8月22日(水) から9月2日(日)まで(8月24・25・27・28・31日は休み)
午前10時00分から午後4時00分まで(初日は午後6時00分まで)



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画家 田川 誠

長崎県出身、静岡県在住。
長崎日本大学高等学校デザイン美術科卒業。

東京、神奈川、静岡、長崎を中心に、アート作品の制作と展示を行なっている。
独特な色づかいは、生まれつきの色の見え方(先天性色覚異常)によるところが大きい。
また、十代の頃に発症した突発性難聴が原因で右耳の聴力をほとんど失っており、心の内面を映し出すような色彩の表現は、それらに影響を受けている。

https://www.tagawamakoto.com/

パスフェスmini in あいち のご案内

2018年9月8日(土)10:30〜16:00(TSUTAYA春日井店)にて、先日川崎で開催した「パスフェス2018」の地方版を初めて愛知県で開催いたします。中部エリアの本部認定講師とインストラクターの方々が主体となって運営してくださいます。お近くの方は、ぜひご参加頂ければと思います。
  Facebook イベントページ
   https://www.facebook.com/events/295786064317585/ 
  キットパスプロジェクト
   https://www.kitpasproject.com/pasfes2018/mini/


20180801bira1.jpgこのチラシを拡大

『KAIDO!project キットパス皆画展2018』のご案内

『キットパス皆画展(かいがてん)』とは。

日本理化学工業会長の大山泰弘が提唱する「皆働社会」に由来して、働く幸せについて、障害のある人たちや様々な人たちの「働く」 について考える機会を、アートを通して広めていくプロジェクトが『KAIDO!project』 です。
そして、「キットパス」は、使う人の表現を幅広くサポートし、驚くほど様々な表情をうみだします!
画家、童話作家、障がいのあるアーティストなど、それぞれの個性豊かなアーティストが参加して、キットパス作品の展示販売をおこなったり、キットパスの様々なワークショップやキットパスのウィンドウアートなどもありますので、ぜひお越し頂ければと思います。

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『キットパス皆画展(かいがてん)2018』概要


主催:日本理化学工業株式会社
   http://www.rikagaku.co.jp/
協力:KAIDO!project
   https://www.kaidoproject.com/
協賛:パン・オ・スリール、株式会社 ジロッカ、めぐるでんき 株式会社(creation space en ∞ juku)

◎作品展示
〇出展アーティスト
安生すみえ 飯塚じゅんこ いまぜきまり NPO 法人スウィング 金澤有里子 小泉稔 サイトウマサミツ 三本木海人
しまぶくろえみ 草加登起夫 田川誠 田口奈々絵 西村公一 平戸香代 矢田陸雄 柳田烈伸 ( 工房まる) 山口マオ 鷲田悦朗

◇ 2018年8月7日(水) ~8月11日(土)  8:00~20:00 (最終日は17:00まで)
 会場 :「パン・オ・スリール」 東京都渋谷区渋谷 1-4-6 ( 渋谷駅徒歩5分、 表参道駅徒歩9分)
 https://www.facebook.com/Painausourire/
 入場:無料
◇ 2018年8月22日(水)~9月2日(日)10:00~16:00
 (初日18時まで24、25、27、28、31日休み)
 会場 :「creation space en ∞ juku」 東京都板橋区板橋3-4-9
 (板橋駅徒歩12分、板橋区役所前徒歩6分、下板橋・大山駅から徒歩10分)
 https://enjuku.localinfo.jp/
 入場 : 無料

◎ KAIDO!project 交流会
キットパスの商品の書き味もお試しいただいたり、絵画をご覧いただきながら、日本理化学工業株式会社の会長の提唱する『皆働(かいどう)社会』について語り合う機会にしたいと考えています。お気軽にご参加ください。
◇日時:8月22日(水)19:00~21:00
 場所:creation space en ∞ juku にて
 参加費:1500円
 (板橋三丁目食堂の軽食、1ドリンク付き)

◎ワークショップ
キットパスアートインストラクターによる様々なワークショップをお楽しみください。
◇日程・内容など詳細情報、お申し込みフォーム
 その他、ウィンドウアート、無料体験情報もございますので、ぜひご覧ください。
 https://www.kaidoproject.com/kaigaten-1

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プロフィール

全国のキットパスアートインストラクターの状況・本部認定講師さんの紹介などは、こちらからご確認ください。
https://www.kitpasproject.com/instructor/

キットパスアートインストラクター制度・養成講座に興味を持って頂いた方は、こちらをご覧ください。
https://www.kitpasart.jp/
拡げようキットパスアート
https://m.facebook.com/kitpasart2013/

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 いろいろな情報やご利用頂いているシーンをお届けしているHP やSNS
 ◇キットパスプロジェクト https://www.kitpasproject.com/
 ◆日本理化学工業株式会社 http://www.rikagaku.co.jp/
 ◇キットパスポータル Facebook https://www.facebook.com/kitpas2005/
 ◆日本理化学工業 Facebook https://www.facebook.com/NihonRikagaku/
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