マックスは、とじる力を同社従来機（HP-50）比30％低減することで、作業時の疲労感や手の痛みを軽減する、プライヤータイプホッチキス「HP-50L」を2023年12月20日に発売する。価格は税込8,580円。

プライヤータイプホッチキスとは、ペンチのように握りながらとじる、とじ奥行きが長いホッチキスで、クリーニング店のタグどめ、工場での商品のヘッダーとじやブリスタパックとじなどで使われている。1日に数百回から数千回のとじ作業をする現場では、作業時に酷い疲労感や手や腕などに痛みを感じることも多くあり、「軽とじ」「手や腕への負担軽減」などが求められていた。

そこで、作業時の疲労軽減を目的に、とじる力を30％低減を実現した「HP-50L」を開発した。さらに、ハンドル部分にエラストマー素材のソフトグリップを付けることで、冬場に感じる金属製本体の冷たさや夏場の手汗による滑りやすさを軽減し、年間を通して快適な作業を可能にした。また、耐久性を向上させるため、今までプラスチックだった、針の装てん時に操作するプッシャ部分を金属にした。カラーは明るく癒しを与えられる色味のローズゴールド。なお、整形外科学を専門とする石井壮郎氏が従来機との人体への負荷の違いを検証し、負荷が軽くなったと評価している。

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