ナカバヤシは、高級筆記具ブランド「TACCIA（タッチア）」から、万年筆用ボトルインク「すなおいろ・インク」（40ml）を2018年9月中旬から発売する。価格は税抜1,000円。

「すなおいろ・インク」は、安定した耐光性で安全性の高い原材料を使用し、国内で開発・製造したインク。濃淡のある味わい深い文字が書け、初めて万年筆インクを使う人に最適。水に溶かした時に伸びが良く、色相と彩度のぶれが少ないため、重ね塗りでも本来の色を保持したまま自然な透明感を表現できる。画材として、万年筆イラストなどでも使える豊かな表現力を備えている。

カラーのラインアップは、涅（くろ）・壌（つち）・茶（ちゃ）・橙（だいだい）・赤（あか）・桃（もも）・蝦（えび）・紫（むらさき）・靑（あお）・黝（あおぐろ）・昊（そら）・翠（みどり）・鶯（うぐいす）。スタンダードな12色とブルーブラック1色の全13色を揃え、色彩をイメージしやすい漢字一文字の“和の色”で表現した。

また製品パッケージには、『万年筆ラクガキ講座』（枻出版社）などの著書がある、万年筆画家・サトウヒロシさんが、「すなおいろ・インク」を実際に使用して描いた万年筆イラストを採用している。



なお、「TACCIA」は、“日常に寄り添う贅沢な筆記”をコンセプトにしたカリフォルニア生まれの高級筆記具ブランド。ナカバヤシは事業譲受により、2018年4月から同ブランドの展開を開始しており、今後は「TACCIA」を中心とした新たなブランド構築を進めていくという。