カール事務器は、プロ用の回転刃式裁断機として、紙・革・工業用シート材などの分厚い素材も正確に裁断できる「エクストリマー」を発売した。サイズ展開は、裁断幅が500mm（A3 縦対応）、650mm（A2 縦対応）950mm（A1 縦対応）、1250mm（A0 縦対応）の４サイズ。オープン価格。

「エクストリマー」は、従来の紙だけを切る裁断機とは異なり、最大８mmの厚さまでの布や革、ゴムシート、発泡ボード、フィルム、工業用シート材などの裁断を可能にしたロータリートリマー。回転刃は裁断時の負担が少ない大口径Φ60mm を採用し、軽い力で裁断することができる。高い裁断精度と直進性を実現するため、本体とレールには剛性の高いアルミ押出し材を使用。スリムなデザインで使用時や収納時に占めるスペースを最小限に抑えた。

また、安全を確保するためにカセット方式の刃を採用。本体のホルダーにカセットをセットしてレバーをロックするまで刃が出ない設計で、精度と安全性を両立させた。刃は直線切り用の直線刃、切り取り線を入れるのに便利なミシン目刃、折り目を付けるのに便利な筋押し刃の3 種類を揃えた。

機能面でも対象物となるさまざまな素材に合わせてカセット（刃）のテンションを調節できるテンションダイヤルに加え、倉庫やバックルームなど照明設備が整っていない場所での作業にも対応できるLEDライトを内蔵するなど、プロ仕様としての機能を充実させた。

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