ＷＷＦジャパン（公益財団法人世界自然保護基金ジャパン）は、日本独自の「ハンコ文化」を活用した全く新しい野生生物の保護活動支援スタイルとして、自分の名字と絶滅の恐れがある動物をモチーフにしたシルエットが一緒になったスタンプが作れる「WITH STAMP(ウィズスタンプ)」キャンペーンを2017年6月26日から開始した。

これは、約2万4000種以上の野生生物に迫る絶滅の危機について学び・支援するプロジェクトで、「動物たちの危機的状況を、少しでも多くの方々に知っていただくきっかけをつくりたい。また同時に、保護活動への参加ハードルを下げたい」という想いのもと、日本独自の「ハンコ文化」に注目。『毎日の暮らしの中で、誰でも気軽で簡単に参加できる寄付の新スタイル』をコンセプトに今回のキャンペーンを開始した。

専用ページから自分の「名字」を入力するだけで、絶滅の恐れがある動物のシルエットが入った自分だけの「WITH STAMP」が作れる仕組み。作成したスタンプは、SNSなどのアイコンとして使用できるだけでなく、ネーム印（1,700円税・送料込）やチタン製認印を実際に購入することもでき、1個当たり600円がWWFの環境保全活動へ寄付される。なお、スタンプの制作・販売・発送は谷川商事が担当。日本人の名字2万2,000以上に対応している。