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【イベント】ブングテンでボールペン総選挙「第13回OKB48」握手会を開催

文具のとびら編集部

恒例の文房具イベント「ブングテン31mini」が、2023年11月26日に東京・雑司ヶ谷地域文化創造館で行われた。会場では、文房具好きによる展示やワークショップを展開したほか、お気に入りボールペンを選ぶ「第13回OKB48総選挙」の“握手会”も行われた。

握手会は、その場で実際に48本のボールペンを試し書きして投票できるというもの。大勢の人が参加して、ボールペンの書き味を熱心に吟味する姿が見られた。

48本のボールペンを試し書きして投票

当サイト編集長の高畑正幸文具王がスポンサーとなって開催している「OKB48総選挙」は、今の日本のボールペンシーンを代表する48本を、OKB総選挙管理委員会が選抜。その中から、自分の好きなペン(推しペン)に投票してもらい、日本の「筆箱のセンター」を決める投票企画。

13回目となる今回は、2023年10月1日(日)~12月31日(日)の投票期間で実施している。また、今年はOKB史上初の「期日前投票」(=先行試し書き投票会)も9月17日の「第3回 文具マーケット」会場内で行われ、すでに100票もの投票を集めているという。

投票は、実際に試し書き会場で投票する「握手会投票」(日程はこちら)と、Webアンケートで投票する「Web投票」の2つを実施しているが、「今年は、握手会をなるべく増やそうと思っています。その場で試し書きをする握手会の投票には価値があるので、リアルな声を拾っていきたいです」とOKB48総合プロデューサーの古川耕さん。

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*「第12回OKB48総選挙」の投票結果はこちら

ディープな文具の展示も

このほか、高畑文具王がネットショップ「文具王工作室」で販売している、筆記具のコレクションに役立つ自作のオリジナルアイテムを展示。

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ブング・ジャムの他故壁氏さんは、「あなたも知らない21世紀の鉛筆事情」と題して、鉛筆の硬度にまつわる展示・実演を行った。スマホの液晶保護ガラスに表示されている、硬度を現す「10H」は、実は鉛筆の硬度のことなのだとか。当日は、他故さんがJISによる鉛筆の引っかき硬度検査について解説(写真左)したほか、ナショナルの回転刃式鉛筆削り器「ファンシル」の無料体験も行った(同右)。

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文房具百年」の連載でおなじみのたいみちさんは、昭和初期~昭和30年代くらいをメインに古い封筒の展示を行った。繊細な加工を施したものや、かわいらしい柄のもの、さらには戦闘機のチラシ柄が入った戦時中のものなど、興味深い封筒がずらりと並んでいた。

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なお、高畑文具王とたいみちさんは、2023年12月6日~2024年1月31日にNHK Eテレ「趣味どきっ!」で放送される「心躍る紙ライフ」で講師を務めるが、たいみちさんはこうした古い封筒を紹介するそうだ。

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【ニュース】文具王とたいみちさんがNHK Eテレ『趣味どきっ!』の「心おどる 紙ライフ」で講師に
https://www.buntobi.com/articles/entry/news/018478/

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