マルマンの「図案スケッチブック」60周年を記念して、東京・銀座の伊東屋本館・G.Itoya1階では『ZUAN LIFE！-マルマン「図案スケッチブック」60周年フェア-』を、2018年5月14日(月)まで開催している。会期中の5月12日（土）には10階ビジネスラウンジで、マルマンの“ペーパーマイスター”とホンダのデザイン開発室室長による「トーク&スケッチ実演ショー」が行われた。

伊東屋1階に展示されている、図案スケッチブックデザインの「スーパーカブ」

マルマン「図案スケッチブック」×HONDA「スーパーカブ」トーク&スケッチショーと銘打ったスペシャルイベントには、本田技術研究所の二輪R&Dセンター　デザイン開発室で室長を務めている川和聡氏と、マルマンの“ペーパーマイスター”遠藤恒夫氏が出演。両氏は「アイデアの創出と紙・画材の関係」をテーマに、商品開発のストーリーや、高品質を保ち続ける秘訣、品質のチェック方法などについて語り合った。

遠藤氏（左）と川和氏、そして1mの巨大スケッチブック

川和氏は「マルマンのスケッチブックは昔から使っています。すごく書きやすい」と語り、巨大スケッチブックにおよそ1時間かけて、いろいろな画材を使い分けて絵を描いた。川和氏がモチーフに選んだのは今年で60周年の東京タワー、スーパーカブ、図案スケッチブック。観客は興味津々の様子で実演を眺めていた。

川和氏によるスケッチ実演

川和氏が描いた60周年の東京タワー、スーパーカブ、図案スケッチブック

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