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【イベント】カール事務器が銀座・伊東屋で「Xシリーズ新商品発表会&トークショー」を開催

千葉 勇

カール事務器は2017年9月1日、「Xシリーズ新商品発表会&トークショー」を東京・銀座のG.Itoya10階ビジネスラウンジで開催した。トークショーには同社玉山隆三社長、枻出版社「趣味の文具箱」清水茂樹編集長、ステーショナリーディレクター・土橋正氏が出演。また、文具ソムリエール・菅未里さんがスペシャルゲストとして登場し、自身が監修した「カレンダー手帳」のプレゼンテーションを行って、会場を盛り上げた。
 

「趣味の文具箱」清水編集長×ステーショナリーディレクター土橋さんがトークショー

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切れ味抜群のプロ用裁断機「エクストリマー」

当日は、まず玉山社長が「X(エクス)シリーズ」の商品コンセプトや開発秘話について、およそ50分にわたって語った。この「Xシリーズ」は、限りなく直線に切れるロータリトリマー「エクストリマー」、日本文具大賞の機能部門でグランプリを受賞した「エクスシザース」、テレビ番組の企画をきっかけに開発した「エクスシャープナー」の3製品で構成する、同社がいま一番力を入れている高機能シリーズ。

玉山社長は「XシリーズのXとは、『とてつもなく切れる』あるいは『とてつもなくデザインがいい』というようなことを数値化し、過去の製品に比べて50%以上切れ味がいいとか、バックグラウンドにストーリーがあるなどを採点、80点以上ポイントを獲得したものを、社内に設置したXストーリー委員会が判断して製品化したもの。『エクストリマー』『エクスシザース』『エクスシャープナー』の3製品はこの基準をパスしており、世界中の人に楽しんで使ってもらえると思う。エクスには究極とか、極限、驚くほどという意味を込めた」と解説。続いて、これら3製品と鉛筆削り「くるくるカールくん2」について詳しい説明を行った。

休憩をはさんで、玉山社長に加え、清水氏、土橋氏が登壇し、伊東屋神林好夫総支配人の司会でトークショーを実施。カール事務器の印象や、今後「Xシリーズ」で製品化してほしいものといった話題で盛り上がった。

文具ソムリエール・菅未里さんが「カレンダー手帳」を語る


最後に菅さんが9月11日(伊東屋での発売日)に発売される「カレンダー手帳」について説明。「万年筆で書いたときにじわっと広がらない、蛍光ペンで書いても裏ににじまない、摩擦熱で消せるボールペンで書いたり消してもシワになりにくい、修正テープが目立たない」といった4つの紙へのこだわりに加え、表紙が布貼り、市販のA5ルーズリーフが使えることなど、こだわった点を次から次へと早口で披露。そのあまりにも熱い語りに、詰めかけた一般客およそ30人からは感嘆の声が漏れていた。

cct_image.jpg菅未里さん監修の「カレンダー手帳」

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